18分野・領域の紹介専門基礎領域大倉 義文 臨床看護では「根拠に基づく医療(EBM:Evidence-Based Medicine)」の実践が大切になってきます。専門基礎領域では「根拠に基づく医療」の基礎となる人間の身体の構造と機能、疾病や回復過程のメカニズム、薬の働き、体の防御のしくみなどの基礎医学の領域を学びます。教 授※2025年4月1日現在公衆衛生看護学江藤 真紀 予防的視点を持ち、生活の中で対象自らが健康を保持・増進し、健康課題に気付き、解決できるアプローチの基本を習得します。さらに、地域ケアシステムにおける保健医療福祉制度や施策を理解し、地域における看護職の役割について探究します。教 授基礎看護学末次 典恵 基礎看護学では、看護学の基盤となる理論や基本的な看護技術を学びます。これらの学習により、看護の対象となる人間や対象を取り巻く環境、健康の意味、看護の役割と機能についての理解を深めていきます。教 授成人看護学緒方 久美子 成人各期(青年期・壮年期・向老期)の対象の特徴を身体・精神・社会的側面から捉え、特徴的な健康問題の予防と回復を促すケア、緩和ケアの基礎的理論と看護技術について学びます。教 授精神看護学中島 充代 現代社会のメンタルヘルスに関連する課題を知り、精神的健康の保持・増進のための施策や看護を理解します。また、精神保健医療福祉の歴史的変遷や精神疾患について知り、精神障がいを有する人の人権擁護や看護を学びます。教 授老年看護学 高齢者の身体的・心理的・社会的特徴を捉え、加齢による諸機能の低下に起因する高齢者の心身の変化や、それに伴う日常生活の影響を学び、疾病の予防と回復の援助ができるための知識と技術を学びます。檪 直美教 授在宅看護論母性看護学佐久間 良子 女性と子どもおよびその家族の健康生活を維持・増進するための看護と、あらゆる健康レベルにある対象に必要な看護について学習します。教 授古賀 佳代子 地域・在宅看護の対象である地域で生活する人々とその家族への特性を理解し、地域での暮らしを支える対象者の状態に応じた根拠に基づく看護援助の方法や訪問看護師の役割について学びます。講 師小児看護学宮城 由美子 子どもの権利を尊重し、健康・不健康を問わず全ての子どもが安寧に生活でき育つことができるように支援するため、乳児期から思春期までの身体・心理・社会の側面から成長発達について理解していきます。教 授一期□ 直美 子どもの幸せを目指し、子どもが心・身体・社会に関心をもち、よりよい行動ができるよう支援するために、看護の学びをいかし、学校における保健管理や保健教育について学習します。准教授学校保健いちき
元のページ ../index.html#20