51〈例〉日本語話者と中国語話者のタンデム学習(1時間半の場合) 2019年9月には、3泊4日の日程で1〜4年次生、40人の学生が上海財経大学を訪れ、交流活動を行いました。現地では、学科の学生と教員が日本語字幕をつけた映画作品を上映し、中国の学生たちと中国語や日本語を使って意見交換を行いました。また、小グループに分かれて上海の街を散策し、実際に中国語を使ってみるなど、中国語学習の強い動機づけになる貴重な経験となりました。上海財経大学との交流活動■ 2023年6月には高麗大が、11月には檀国大が福岡を訪問しました。高麗大の先生から韓国文学に関する講義を聞き、日韓の学生が一緒に感想を述べ合ったり、檀国大の学生たちとは韓国社会や日韓関係について、それぞれの立場から議論を行うなどしました。行事終了後にはキャンパスを案内し食事会も行いましたが、日頃から学んできた語学力を生かし大いに盛り上がりました。高麗大/檀国大との交流会■ 2018年より福大韓国学シリーズの一環として学生や一般人向けの講演会を行ってきました。講演会では、日本国内そして韓国の専門家をお招きし、授業ではあまり接することができない、韓国そして日韓関係に関わる話を聞くことができます。これまでの講演では、韓国の文学と言語空間、現代韓国の民主主義、現在の日韓関係、在日コリアンの問題などのテーマを扱いました。福大韓国学シリーズ(講演会)■ 2019年度から広州大学外国語学院の協力をいただき、オンライン経由のタンデム学習プロジェクトを実施しています。タンデム学習とは、母語の異なる2人がペアになり、それぞれの言語や文化を互いに学び合う学習形態です。学生の中国語レベルに応じてコーディネーターがペアリングを行い、学生自身が学習計画(日程・内容・方法など)を相談しながら決めることで無理なく学習を進められます。コロナ禍以降、海外渡航をせずとも有効な中国語能力向上の機会となっています。インターネットを利用したタンデム学習■5-10分 …35分 …35分 …5-10分 …中国語学習振り返り次回の計画日本語学習それぞれの学習活動韓国コースの実績多彩な学習̶これまでの実績中国コースの実績檀国大との交流会第2回福大韓国学シリーズ(講演会)の様子※東アジア地域言語学科について、 詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。›
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