26教員・研究の紹介教育・臨床心理学科教育・臨床心理学科に所属している教員をご紹介いたします。専門分野藤田 由美子 教授「教育社会学」「□ジェンダーと教育□研究」「子どもの社会学」 これまでの研究テーマは以下の通りです。(1)幼児期における子どものジェンダー構築、(2)幼児教育・保育・子育て支援におけるジェンダー問題、(3)子ども向けメディアに描かれるジェンダー。専門分野徳永 豊 教授「特別支援教育」「臨床心理学」「障害支援心理学」 「障害の重い子どもとの授業における目標設定と学習評価」や「障害のある子どもの早期発達支援」など、乳幼児の発達研究を基礎としつつ、近年は障害のある人の就労支援も含め、幅広く研究・活動しています。専門分野田村 隆一 教授「フォーカシング指向心理療法」「夢フォーカシング」「カウンセリング」 カウンセリングの技法の一つであるフォーカシングを研究しています。まだはっきりと言葉にならない感覚に注意を向けて、そこから生まれるものを大事にする方法です。フォーカシングによる夢分析も研究しています。専門分野伊藤 亜希子 教授「異文化間教育学」「比較教育学」 異なる文化的背景を持つ人々が共に生きるために、どのような教育支援を行うことができるのか、ドイツと日本における理論、政策、実践を研究しています。多文化共生のまちづくりにも関心を寄せています。専門分野吉岡 久美子 教授(村上 久美子)「メンタルヘルスリテラシー」「福祉心理学」「教育・学校心理学」 “生涯にわたる心の健康”について、QOL(Quality of life)を基軸に研究を進めています。特に、児童・思春期の支援に関する国際比較研究と高齢期の支援に関する研究(認知症、ケアラーのケア、チームアプローチ)への関心が高いです。専門分野松永 邦裕 教授「子どもの心理臨床」 不登校や発達障害、被虐待の子どもなど、子どものさまざまな問題を発達的視点(子どものそだち)から捉え、臨床心理学的な援助の在り方について実践的な研究を行っています。専門分野長江 信和 教授「臨床心理学」 インターネットを介した遠隔心理支援(遠隔カウンセリングやアセスメント、コンサルテーション、心理教育)の開発および効果検証を行っています。また、公認心理師の資質向上についても研究テーマとしています。専門分野添田 祥史 教授「社会教育・生涯学習」「成人基礎教育」 夜間中学や識字教室を主たる研究フィールドにしています。何らかの事情で学齢期に教育を受けることができなかった人の学習権保障に関心があります。専門分野坂本 憲治 教授「臨床心理学」「多職種協働」「キャリアカウンセリング」 主に青年期・成人期を対象とした心理支援の研究をしています。 一対一の関係の中で行う治療的カウンセリングだけでなく、健康な人々の成長に役立つカウンセリングや、多職種と協力して行うチームアプローチに関心を持っています。勝山 吉章 教授「西洋教育史」 主としてフリードリヒ・フレーベルについて研究しています。1840年に世界で初めて幼稚園を設立したフレーベルは、遊びに教育的意義を認め、遊具や遊戯を開発しました。従って、遊びや遊具の教育的意義についても研究しています。専門分野髙妻 紳二郎 教授「教育行政学」「教育経営学」 英国を素材に、教育を支えるさまざまな仕組み(制度、行政等)の評価・改善に関して、従来型の公教育システムが変容し地方教育行政の枠から飛び出て台頭するニュータイプの公教育の功罪を実証的に研究しています。専門分野佐藤 仁 教授「比較教育学」「教師教育」 アメリカ合衆国を中心に、諸外国の教育制度や教育政策を研究しています。特に、教員養成の質を保証する仕組みに関心があり、諸外国の実態を分析して、日本の教員養成制度への示唆を導き出すことを目指しています。専門分野植上 一希 教授「教育学」「キャリア教育」 研究テーマは専門学校における教育とキャリア形成です。日本の中心的職業教育機関といえる専門学校における教育やキャリア形成の実態や意義の解明を進めるために、専門学校関係者に対するさまざまな調査を実施しています。専門分野専門分野満身 史織 講師「臨床心理学」「子育て支援」「コミュニティ・アプローチ」 乳幼児を育てる親や、学童期の子どもに対して地域に出向いて、居場所づくりを中心とした予防的支援の活動を実践しながら、そのより良い方策について研究しています。専門分野山岸 賢一郎 教授「教育学」「教育哲学」「道徳教育学」 教育や道徳教育について哲学しています。例えば、道徳教育が有意義かつ道徳的なものであるための条件について考えたり、道徳科の授業をより良いものにするための方法について考えたりしています。専門分野本山 智敬 教授「臨床心理学」「パーソンセンタード・ アプローチ(PCA)」「エンカウンター・グループ」 ロジャーズのPCAを臨床の基盤とし、カウンセラーの傾聴の態度の育成、またエンカウンター・グループを中心としたグループ・アプローチを学校現場や組織の人間関係づくりに生かすための実践と研究を行っています。※2025年4月1日現在
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