17取得可能な主な資格 中学校・高等学校教諭一種免許 日本語教員学科 公式ウェブサイト専門教育科目カリキュラム●人文学部の主な就職先は 53ページ主な就職・進路先(2024年度卒業生実績)公務(他に分類されるものを除く) 1.8 %医療、福祉 1.8 %その他 1.8 %情報通信業 3.6 %建設業 1.8 %大学院進学 1.8 %卸売業、小売業21.4 %製造業 3.6 %金融業、保険業 3.6 %25.0 %サービス業33.8 %教育、学習支援業卒業生の声学問分野も時代区分も幅広く研究できる。授業での学びが教育に対する考えの礎となった。 高校時代から古典文法が好きで、国語の教員を目指していたことから本学科を選びました。在学中は「日本語学概論」や「日本語史」などの授業で言語について学びを深め、国語への興味がいっそう高まりました。また、ゼミでは古典文法の助詞や助動詞について調査・研究し、助動詞についての卒業論文をまとめました。4年間を振り返ると、文学や語学という学問の点でも、古代から現代までに至る時代という点でも、幅広く学び、研究できる環境が整っていたと感じます。 現在は高校で教鞭を執っていますが、生徒は時代に応じて変化しています。それに伴い高校の授業も進化していく必要があり、そのために大切なのは教員自身も常に考え続けることだと思っています。今の私を支えるこの本質的な思考は、在学時に「日本語教育法」などの授業で国語教育や教育について学んだことがベースになっています。福岡県立鞍手高等学校(教諭)北原 佑太郎 さん (2017年卒業)在学生の声日本語・日本文学から歴史・宗教・哲学へ。どこまでも広がる学びがここにある。 古代から現代まで幅広い時代の日本語と日本文学を網羅的に学習できるところが魅力です。文学は歴史・宗教・哲学にも関連が深いため、横断的で広がりのある学びができること、新しい視点や解釈に出合えることも楽しいです。学びが絶えず広がっていくため、物事を多角的に見る追求力、問題提起の立て方や先行研究の選び方などの判断力が養われます。この学科の魅力は?Q1 くずし字や和本の扱い方などを学ぶ「古典文学調査研究法Ⅱ」です。くずし字の読解には時間がかかりましたが、回を重ねるごとに読めるようになり成長を実感しました。制作した和本は御朱印帳として今も大切に使っています。また、作品を詳しく研究する中で、調査力・読解力・想像力が向上し、文章の構成や文法を論理的に説明する力も身に付きました。好きな授業は?Q2(福岡県 筑紫高校出身)3年次生 泊 南 さん月火水木金9:00古典文学調査研究法Ⅱ道徳教育論スペイン語ⅡAインターミディエイト・イングリッシュⅠ日本語史Ⅰ漢文学講読Ⅰ近代文学及び比較文学講読Ⅱ日本語教育法Ⅰ教育制度論スペイン語ⅡBインターミディエイト・イングリッシュⅢ近代文学調査研究法Ⅰ古典文学講読Ⅱ10:4013:0014:4016:20私の時間割(2年次前期)
元のページ ../index.html#19