TOPICS学科の取り組み● 健康で快適な室内環境を実現し、かつ省エネとなる構法の研究● 人の暮らしを豊かにする先進的な環境制御技術の提案● 環境に優しく、リサイクルしやすい新しい建築材料の開発 建築内の環境をどう制御するのか、建築を構成する材料やその組み合わせはどうすれば環境負荷が小さく、長寿命となるのかなどについて、幅広く調査研究を行っています。主な研究のテーマは次のようなものです。デザイン性と適度な昼光を取り入れる機能性を兼ね備えたシェーディングファサードの設計木材を床の構造材に用いた場合の問題点把握のための施工実験● 建築の安全性を高める効果的で持続可能な構造設計法の開発● 地震や強風による揺れを抑制する免震・制振技術の開発● 古い建物を新しく生まれ変わらせる耐震補強技術の開発 大きな災害をもたらす地震や台風などに対しても住宅や建築が安全を保つためにはどうすればいいのか、新しい建築のデザインを実現するための新しい構造技術などについて調査研究を行っています。西日本屈指の実験施設を備え、教員とスタッフの手厚いサポートのもと、主に次のような研究テーマを進めています。どうしたら建物を地震から守ることができるか、大型試験機で検証免震構造の積層ゴムの研究は、福岡大学が日本で最初だって知っていました?̶建築学科では、主に次の三つの分野において「住みやすい」を科学しています̶● 快適で暮らしやすい住環境デザインの研究● 地球環境に優しい持続可能な 都市・地域モデルの研究● 歴史の中に根付いてきた建築・都市デザインの研究 快適で機能的な居住空間や都市空間を実現するためのデザイン手法やデザイン理論に関する調査・研究を行っています。また、さまざまなプロジェクトを通して実際の建築・都市デザインを実践する活動を行っています。熊本地震復興支援活動頻発する自然災害に対し、住環境を改善するためのボランティア活動を行っています。写真は仮設団地内集会施設「みんなの家」の設計・施工ワークショップの様子。5号館総合改修改修により、建築物の長寿命化を図るだけでなく、より安全で快適な、現代のニーズに合った建築物へ再生。キャンパスデザインへの参画学内コモンスペース充実のため、学生自身の設計・施工によるリノベーションに取り組んでいます。2022年度は有朋会館ラウンジの家具制作を行いました。 建築学科では、毎年2月にアクロス福岡で「福岡大学建築展」を開催しています。卒業設計・卒業論文の優秀作品、2年次生、3年次生の設計演習作品、大学院生のコンペ入賞作品など学生の作品を中心に建築学科の成果を広く公開しています。福岡大学建築展建築学科では何を研究しているの?安全・安心できる建築・都市の創造に貢献しています建築環境・材料・構法建築の構造建築・都市のデザイン25
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