福岡大学 学部ガイド2026 経済学部
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地域イノベーション演習A〜G地域イノベーションプログラムから起業家育成プログラムから産業経済学科 地域やまちを再生、活性化していくためにはどのような政策や戦略が有効かの考察を「根拠(エビデンス)に基づく政策科学研究」として行います。これは、地域イノベーションプログラムが社会に提唱したいと考えている政策研究の手法です。授業では、考察対象の地域やまちの現場視察、調査の設計や実施、データ解析を行い、その結果に基づき地域やまちづくりの政策や戦略を議論します。また、地域やまちの再生、活性化ばかりでなく、ICTやスマートフォンなどのモバイルを導入したビジネス論や政策科学も学習します。フィールド研究A〜D フィールド研究A,Bは実際にフィールドに出て、課題化、データ収集・解析、解決提案を行います。 まず学びをイメージすべく、先輩に過去事例を発表してもらいます。その後、関心別に5、6人のグループに分けます。グループで企画、調査設計を行い、実際にフィールド調査を行い、データを解析し、結果をプレゼンします。 フィールド研究C,Dは、A,Bの修了者を対象にした上級編。A,Bの成果を踏まえ研究を深めます。 本科目は演習形式で、企画や設計段階でもパワーポイントで発表することが特徴です。発表を通して、他グループと議論を重ね、自分たちの企画設計を見直し、より良い調査企画に高めていきます。九州経済論A,B 企業で働くにしても、自治体で働くにしても、九州や日本の人口動態や社会・経済の変化予測といった長期的な見識が必要です。「人口減で日本は衰退」とマスコミは喧伝しますが、人口減は若者にとって逆に大きなチャンス。 なぜチャンスなのか、人口減と高齢者増をどのようにビジネスや自治体経営に生かすか、分析の基本となるデータをどこから収集するか等を学びます。 本学経済学部生は金融志望者が多いことと、卒業生の半分は九州内に就職していることが特徴です。この状況を踏まえ、地方銀行のこれからや地域経済の果たすべき役割も学びます。 また、外国人観光客を呼び込み地域を活性化する方法や地元商店街の再生、さらに、九州企業の海外進出する際のポイントなども学びます。07

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