福岡大学 学部ガイド2026 商学部
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植村 信保 教授「保険論」「リスクマネジメント論」 リスクマネジメントや保険の考え方は、皆さんが将来何に取り組むにしても、有力な武器になります。実務家としての経験を生かしつつ、リスクを正しく理解し、個人や企業がリスクとどう向き合うかを学ぶ授業を行います。伊藤 豪 准教授「保険論入門」 「保険論」「生活保障論」 「保険論入門」では「危険とは何か?」「保険とは何か?」「保険とはどんな仕組みで成り立っているのか?」などの基礎理論を説明し、「保険論」では保険事業や保険政策について学び、現代的課題について考えていきます。「生活保障論」では保険や年金によってどのように生活設計をし、生活保障を達成していくのかを考えていきます。さらに公的保障と私的保障の諸問題についても学んでいきます。担当科目担当科目保険藤田 裕邦 准教授「西洋商業史」「近代西洋商業史」 西洋商業史、近代西洋商業史では、西洋の商業・経済・社会の歴史を見ていきます。西洋の中核となるヨーロッパがまとまった一つの地域として成立するのは中世に入ってからのことなので、西洋商業史では中世を扱います。中世の社会構造である領主制と共同体が解体するのとほぼ同時期にヨーロッパ人の活動は地球規模に拡大し、ヨーロッパ社会も変貌を遂げていきます。近代西洋商業史では、それ以降の近世・近代を扱います。本村 希代 准教授「日本商業史」「近代日本商業史」 日本商業史では古代から江戸時代まで、近代日本商業史では明治から現代までの、日本の商業の歴史を取り上げます。過去を振り返り、今につながるストーリーを読み解いていくと、現代社会の在り方が見えてきます。日本には100年以上続く、長寿企業が数多く存在します。このような老舗の経営から、その永続要因を探ってみるのも、歴史の面白さと言えます。担当科目担当科目商業史陶 怡敏 教授「サプライチェーンマネジメント」 サプライチェーンマネジメント(Supply Chain Management)とは、原材料や部品の供給から製造、卸売り、小売りを経て最終消費者に至るサプライチェーン(供給網)について、電子情報ネットワークを基盤にキャッシュ・フロー効率の最大化を図るための総合的な経営手法です。サプライチェーンは、相互依存関係を保ちながら、サプライヤーから最終消費者に至る情報と物のフローを制御、管理、改善するよう協力し合う企業組織の戦略的ネットワークであります。担当科目鈴木 裕介 教授「交通経済論」「交通経済入門」 交通システムとまちづくりには密接な関係があります。交通事業者はどのような経営戦略をとっているのか、そして私たちのまちづくりとどのような関わりがあるのかなど、経済学や経営学の視点から、交通システムのあり方や都市政策について分析していきます。担当科目交通担当科目田中 義孝 講師「証券と金融」「証券市場論」「証券と金融」では金融という視点から企業の活動を説明していきます。企業が活動する中で必要な資金をどのような形で集めるのか、資金の集め方にはどのようなリスクや特徴があるかなどについて学びます。「証券市場論」では株式に代表される証券が取引されている仕組みや、証券価格の決まり方や分散投資の意義など証券投資の基礎的な知識について学んでいきます。中塚 晴雄 准教授「金融論」「金融政策論」 お金から見る経済学です。景気と銀行と株式と企業と理論が範囲になります。分かりやすい、親しみやすい、手に取りやすい、授業を心掛けています。担当科目新田町 尚人 准教授「銀行論」「金融システム論」 銀行を含めたお金の受け払いや貸し借りを行う仕組みは金融システムと呼ばれています。銀行は預金を集め、企業に貸し出す重要な役割がありますが、近年は貸出以外で利益を上げようとしています。また、インターネットによって海外や個人間の送金が低価格で行えるようになりました。このように大きな変革期を迎えている銀行や金融システムの現状と課題を学び、今後どのような役割を果たせば良いのかを一緒に考えましょう。担当科目金融07

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