経営系列谷川 陽一 特任教授「特別講義A(教員育成入門)」「特別ゼミナールA(教員育成基礎)」「教育実習事前・事後指導」「商業科教育法Ⅰ・Ⅱ」など 人を育てることは「国家百年の大計」と言われます。教員は我が国の次世代を担う若者を育てる崇高な使命を持った職業です。高校(教諭・管理職)および県教育委員会における38年間の勤務経験により、その魅力ややりがいを詳細に伝えるとともに、学生の皆さんが持つ個々の能力を引き出し、商学部および商学部第二部で培った専門性を生かし、自信と誇りを持って教壇に立つことを目指します。担当科目野上 高義 特任教授2年基礎ゼミナール「教員育成P」「特別ゼミナールB(教員実力養成)」「情報科教育法Ⅰ・Ⅱ」 等 商学部(商学科・経営学科)ならびに商学部第二部では、商業と情報の複数の高校教員一種免許が取得可能です。本プログラムは、本学卒業と同時に生涯に生かすことのできるこのライセンスを獲得し、次代を担う高校教員を目指すものです。36年間の高校教員としての経験から、師弟の絆や実学教育の魅力、教員のやりがいなどを伝えていきたいと思います。担当科目猿田 冬樹 講師「経営学総論」 経営学は企業をはじめとした組織の「経営」に注目した学問であり、研究対象や分析手法によって非常に幅広い分野にまたがっています。1年次に開講される経営学総論では、経営学の諸分野がそれぞれ、何を研究対象としていて、どのような問題を解決できるのか、またそれらを学ぶこと/研究することにはどういった意義があるのか、といった点を概観していきます。皆さんの経営学科での4年間の学びがさらに充実することを目標に講義を行います。担当科目大上 麻海 講師「経営心理学」 経営心理学は組織の中の人の心理について学ぶ科目です。ただし心理学の視点のみでなく、人の心理が組織の管理にどのように影響しているのかという経営学の視点も用いて学んでいきます。モチベーション、リーダーシップ、愛社精神、不公平感など働く際に人間が持つ心理を学術的に理解した上で、最終的に組織の中で協力して働くとはどういうことかについて考えを深めていきます。担当科目藤野 真 教授「経営管理論」 「クリエイティブ社会論」 経営管理論は、企業が価値あるものを作り出すための全社的な管理の制度や方法を学ぶ科目です。managementとは「やりくりする」という意味を持っています。経営管理論では、外部環境や内部環境(企業内部)の制約を所与のものとして、「うまくやりくり」することを考えていきたいと思います。担当科目森田 泰暢 教授「経営組織論」 学校、部活動、サークル、委員会など学生の皆さんの周りにもさまざまな組織があります。本授業ではその中でも企業の組織を主に取り扱います。ひとりでは不可能なことを成し遂げるために組織を作りますが、ではその力を最大化するにはどうすればよいでしょうか。そのような問いについて研究されてきたさまざまな理論を紹介し、関連する事例と併せながら、組織に関する分析的な視点を身に付ける授業です。担当科目樋口 あゆみ 准教授「中小企業論」 中小企業は、その規模や多様性という制約からメディアなどで取り上げられにくい存在です。大企業と比べ、身近にあると気がつきにくい存在ですが、企業数も、またそこで働く人々も大多数は中小企業に含まれます。そうした企業側をどのように観察したり、データをまとめたりすればいいのかや、そういった存在が大企業に負けないようにどのように経営していけば良いのかを学びます。とりわけ、データを読み自分なりに考え、それを言葉にする訓練を重視しています。担当科目「経営財務論」 経営財務論は「カネのマネジメント」に関する科目です。カネの側面から企業の価値をいかに高めるかについて議論します。小規模のビジネス展開だけなら自己資金だけでも十分かもしれません。しかしビジネスを大きく展開させるためには、資金を提供してくれる投資家の力が必要です。投資家はどのような期待をし、資金を提供するのでしょうか。一方で経営者はどのような期待に応えなくてはならないのでしょうか。経営財務論はこうした観点から投資プロジェクト、資本構成、配当政策などのテーマについて考えていきます。担当科目河瀬 宏則 准教授「経営戦略論」 「企業戦略論」 「人生・仕事の結果=考え方□熱意□能力」と言われ、中でも一番大切なのが「考え方」であるとされています。経営戦略論では、この「考え方」について学びます。また、企業戦略論では「人を大切にする経営」について、特に、コーチングを通じたリーダーシップを通じて学んでいきます。担当科目合力 知工 教授中島 賢一 教授「クリエイティブ社会論」 「クリエイティブ・マネジメント論」 デジタルゲームをスポーツ競技として捉えたeスポーツは世界中で拡大しています。クリエイティブ社会論ではeスポーツが社会にもたらすベネフィットを探索することで新たなソーシャルビジネスの新しいタッチポイントを明確化し、社会課題型eスポーツの在り方を議論していきます。クリエイティブ・マネジメント論ではeスポーツを単一のビジネスとしてではなく新たな産業として確立するための必要な要素について考えていきます。担当科目高校商業・情報科教員育成プログラム13
元のページ ../index.html#15