12月6日(土)、長崎県島原市で「島原学生駅伝大会」が行われ、陸上競技部が男女共に出場しました。女子は圧巻の走りで11連覇を達成、男子は昨年から順位を2つ上げ5位でフィニッシュしました。
女子は主将の前田穂乃香選手(スポーツ科学部3年次生)を中心に、5区までの全区間で区間賞を独占しての優勝でした。さらに、2区を任された福山光選手(同2年次生)、3区の大住早永選手(経済学部1年次生)は区間新記録を樹立するなど力強い走りを見せました。
男子は主将の桑野豊大選手(商学部4年次生)が途中4位まで順位を押し上げる場面もあり、声援に後押しされながら全員が力走を見せ、5位でゴールしました。
男子1区を任された小野寛太選手(スポーツ科学部2年次生)
女子2区で区間新記録の福山光選手(スポーツ科学部2年次生)
女子4区で区間賞の谷門光莉選手(人文学部2年次生)
男子6区で力走する西迫和希選手(経済学部4年次生)
優勝のゴールテープを切る平島ゆゆ選手(スポーツ科学部4年次生)
男子5位でゴールする峯﨑悠仁選手(スポーツ科学部2年次生)
レース後、両主将に今大会について話を聞きました。
・男子主将 桑野 豊大 選手(商学部4年次生)
まずはここまで支えていただいた関係者の方々に感謝を伝えたいです。順位は5位でしたが、チームとして昨年より2分もタイムを縮めることができ、今持てる力は全て出し切ったので悔いはありません。この1年間「人間力を高める」ということも目標に取り組んできました。時にはチームメイトとぶつかることもありましたが、最後までついてきてくれて本当に感謝しています。
・女子主将 前田 穂乃香 選手(スポーツ科学部3年次生)
主将として初めての大会だったので、まずは優勝できてよかったです。10月の全日本大学女子駅伝の良い流れをそのまま今大会にぶつけることができました。初めてこの駅伝を走った選手もいましたが、それぞれが今持てる力を出し切ることができたと思います。12月末には富士山女子駅伝があります。私自身も含めて初出場の選手が多いですが、この良い流れのまま大会に入りたいです。
オープン参加の女子Cチームも力走
応援指導部(応援団)も選手にエールを送る
優勝インタビューを受ける選手たち
島原城を背景に記念写真
駅伝は、ただ速さを競うだけのスポーツではありません。一本の襷に込められた想いをつなぎ、仲間と共にゴールを目指すその姿は、走る選手だけでなく、支える家族や仲間、指導者、大会運営者、そして沿道から声援を送る島原市民の皆さまの心をも結びつけています。
その「想い」は一瞬のレースにとどまらず、これまで積み重ねてきた努力や挑戦、苦難を乗り越えた経験、喜びを分かち合った記憶など、時を超えて受け継がれていきます。
今回、選手や関係者の姿を通じて、襷に込められた「想い」のつながりとその尊さを改めて実感する島原駅伝となりました。
今後も陸上競技部への応援をよろしくお願いします。
