6月5日(木)から9日(日)までの4日間、JFE晴れの国スタジアム(岡山県岡山市)で「第94回日本学生陸上競技対抗選手権」(全日本インカレ)が開催されました。
福岡大学陸上競技部から61人の選手が連日熱戦を繰り広げ、多数の選手が優勝・入賞を果たすなど活躍を見せました。
特に女子4×100mリレーでは、予選から大会記録ならびに日本学生記録を更新する44秒31のタイムを打ち出し会場を沸かせました。これまでの日本学生記録は2021年に兒玉芽生選手(2022年人文学部卒業)らが記録したタイムでした。
先輩らの記録を超えて決勝に挑んだメンバーは、1走:柴藤凛選手(スポーツ科学部2年次生)、2走:前田美結子選手(人文学部3年次生)、3走:大林璃音選手(スポーツ科学部2年次生)、4走:山形愛羽選手(スポーツ科学部2年次生)の4人。見事3年ぶりに4度目の優勝を勝ち取りました。

3走の大林選手からアンカーの山形選手へ

優勝を勝ち取り健闘を称え合う4人
アンカーを務めた山形選手は、リレーの2時間前に女子100m決勝に出場。昨年出場できなかった悔しさを胸に、スタートから力強い走りを見せて見事初優勝しました。
また、男子三段跳では、安立雄斗選手(スポーツ健康科学研究科2年次生)が優勝し2連覇を達成、男子砲丸投ではアツオビンジェイソン選手(スポーツ健康科学研究科1年次生)が2位となりました。
選手はスタンドからの大きな声援を力に変えて、各種目でベストを尽くし躍動しました。今後も、福岡大学陸上競技部への応援をよろしくお願いします。

女子100m優勝 山形選手

男子三段跳2連覇 安立選手
【優勝コメント】
・女子100m 山形選手
昨年は怪我の影響で出場が叶わず悔しい思いをしましたが、絶対に優勝して福岡大学に貢献するという強い気持ちで今年の大会に挑みました。優勝が決まったときは安心感に包まれ、学生女王になれたことが本当に嬉しかったです。これからも自己ベストを更新し、世界の舞台に近づけるよう、日々精進してまいります。
・4×100mリレーメンバー
学生記録の更新、日本一、そして43秒台の達成を目指して挑みました。予選から決勝のつもりで挑み、44秒31というタイムで学生新記録を出すことができました。決勝では記録を落としてしまい、目標だった43秒台には届きませんでしたが、全カレという大舞台で日本一を獲得できたことは素直に嬉しく思います。記録としては悔しさも残りますが、日本選手権リレーでは必ず43秒台を出し、日本一を勝ち取って金メダルを手にしたいです。
・男子三段跳 安立選手
福岡大学陸上競技部の一員として誇りを持って競技に挑み、優勝できたことは嬉しかったです。また、競技中に片峯先生から声をかけてもらうことで力まずに本来の自分の成果を発揮することできました。日本選手権、ワールドユニバーシティゲームズで自分の跳躍に集中し、世界陸上の出場を目指し頑張っていきます。

男子砲丸投 第2位 アツオビン選手

女子100m 第4位 柴藤選手

女子200m 第5位 前田選手

スタンドから選手を後押し

女子4×400mリレー 第4位

女子走高跳 第4位 江角選手

女子棒高跳 第5位 若林選手

女子走幅跳 第7位 中尾選手
入賞者(8位以上)
-
男子三段跳
優勝
安立 雄斗選手(スポーツ健康科学研究科2年次生) -
男子砲丸投
第2位
アツオビン ジェイソン選手(スポーツ健康科学研究科1年次生) -
女子100m
優勝
山形 愛羽選手(スポーツ科学部2年次生)
第4位
柴藤 凛選手(スポーツ科学部2年次生) -
女子200m
第5位
前田 美結子選手(人文学部3年次生)
-
女子4×100mリレー
優勝
柴藤 凜選手(スポーツ科学部2年次生)
前田 美結子選手(人文学部3年次生)
大林 璃音選手(スポーツ科学部2年次生)
山形 愛羽選手(スポーツ科学部2年次生) -
女子4×400mリレー
第4位
小笠原 光咲選手(スポーツ科学部3年次生)
長町 碧泉選手(スポーツ科学部1年次生)
福岡 梓音選手(スポーツ科学部1年次生)
加来 さくら選手(スポーツ科学部3年次生) -
女子走高跳
第4位
江角 菜子選手(スポーツ科学部1年次生) -
女子棒高跳
第5位
若林 人生選手(スポーツ科学部4年次生) -
女子走幅跳
第7位
中尾 優花選手(スポーツ科学部4年次生)
【関連リンク】
記録一覧(日本学生陸上競技連合ウェブサイト)