2月25日(日)、福岡大学第二記念会堂において、「令和5年度 新体操講習会(福岡ブロック)」が開催されました。
本講習会は、新体操競技の普及・発展のため、主催者の東京女子体育大学・東京女子体育短期大学の新体操競技部後援会(津城由美子会長)と本学新体操競技部の柿本真弓部長(スポーツ科学部教授)をはじめとする同部の女子部員が協力して毎年実施されており、今回で13回目を迎えました。
当日は、福岡県、近県から、「選手コース」には小学生130人と中・高生80人、「指導者コース」には25人の指導者、合計235人が参加。
「選手コース」では、小学生と中・高生に分かれ、午前中は株式会社ライコの西村拓巨氏、榊田崇氏による「体づくりトレーニング」が行われ、午後からは講師の先生方のもと、フープ、リボン、クラブなどの手具指導、団体、個人の演技作品指導が行われました。
また、「指導者コース」では、山下慎一法学部教授によるコンプライアンスセミナーが開催され、「ハラスメントと指導の間」をテーマに講義いただきました。
また、東京女子体育大学の現役選手、鈴木希歩(のあ)さん(2年生)によるデモンストレーションが行われ、真剣な眼差しで演技に見入る子どもたちの表情が印象的でした。
閉会式では、津城会長からの挨拶の後、デモンストレーションを行った東京女子体育大学の鈴木さんから、子どもたちへエールが送られました。
本講習会を全面に支えた本学新体操競技部女子の河野杏さん(スポーツ科学部4年次生)は、「子どもたちは、初めのうちは恥ずかしさがあったが、声掛けしながら教えていくうちにキラキラとする表情を見せてくれて、教えがいがあった。また、東京女子体育大学の先生方が来てくださり、私たちも指導方法を学ぶことができた。今後も新体操競技の指導者として携わるため、とても良い機会となった。これからは、教え子となる子どもたちを連れて一緒に参加したい」と語りました。