12月13日(水)、第72回全日本大学サッカー選手権大会の準々決勝の試合が各地で行われ、本学は茨城県の流通経済大学龍ケ崎フィールドにて、京都産業大学(関西1位)と対戦。1-2で惜しくも敗退し、ベスト4進出はなりませんでした。
たくさんのご声援、どうもありがとうございました。
前半の2失点が誤算、後半の猛反撃も一歩及ばず無念の8強
初戦、2回戦と順調に勝ち上がってきた本学チーム。この試合では、立ち上がりから積極的に攻め続けますが、得点できません。逆に相手チームから前半に2点を奪われ、0-2で前半を折り返します。後半、本学は主将の北條真汰選手(スポーツ科学部4年次生)と榊原琉太選手(スポーツ科学部4年次生)を投入。その後、ペナルティエリア内でのハンドのファールで相手DFの選手が退場、PKのチャンスを得ます。しかしながら、そのPKを相手ゴールキーパーに阻まれ、流れを取り戻せないまま試合はアディショナルタイムへ。その終了間際に北條選手が意地のゴールを決め、1-2と一点差に迫ります。一気に流れが本学に傾き、残り時間を切ったところでコーナーキックの最後のチャンスを得ます。しかしながらセットプレーを決めることができず、そのまま無情にもホイッスルが鳴り響き試合終了。ベスト4進出はなりませんでした。
しかしながら、最後まで攻め続ける選手、また、それを支える応援団の部員、監督、コーチの指導陣、献身的にチームを支えるマネージャーなど、すべてのチームスタッフの力をこの試合で垣間見ることができ、あらためて本学サッカー部の「強さ」を肌で感じた試合でした。
試合後のコメント
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乾 真寛 監督
「準々決勝のこの試合では、ノーシードの本学が3試合目となり、2試合目となったシード校の京都産業大学との疲労度の差が勝負の重要なポイントだった。 その影響が結果的には、前半早々の本学DF陣に出てしまい、簡単に2点を許してしまった。予定では、前半早々に先制したいゲームプランだったが、想定外の0-2ビハインドのまま、リードを許してハーフタイムを迎えた。後半開始から巻き返し同点に追いつくため、北條、榊原を投入して、シンプルに高さを武器に相手陣に圧力をかける作戦に出た。そして、この試合最大のターニングポイントとなった後半7分。ペナルティエリア内で相手ハンドの反則により、相手DFが退場となり10人。しかも福大がPKを獲得したが、そのPKを相手GKに弾かれてしまい、絶好の反撃チャンスを逃した。しかしながら、まだまだ時間は充分残されており、気持ちを立て直して更に反撃を続け、10人で守る相手に対して、何度もゴール前に迫った。 最後のアディッショナルタイムに北條が渾身の右足ミドルシュートを蹴り込み2-1と追い込んだが、無情にもタイムアップの笛が鳴り、「全国4強への挑戦」は終わりを告げた。 2年前にも味わった8強の壁に、またしてもあと少しで跳ね返される悔しい敗戦だった。コロナ禍の2020年に入学した4年生には、何とか最後の全日本インカレで4強入りを決めて歴史を塗り変えて欲しかったが、昨年、今年の二年間九州大学リーグ戦を43試合無敗記録という偉業を残すなど、今年一年の戦いやメンバーを誇りに思います。『全国4強基準への挑戦』は、また来年度のチームに引き継がれていきます。今大会を会場で、またライブ配信で熱く応援してくださった多くの皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。」 - 第7回全日本大学サッカー新人戦決勝トーナメント決勝進出!本日早稲田大学との決勝戦!!
- この大会で4年生は引退となりますが、早速今週からは第7回全日本大学サッカー新人戦決勝トーナメントが開催されており、昨日の準決勝戦で甲南大学に4-0で勝利。本日15時から行われる早稲田大学との決勝戦に優勝をかけて戦います。試合の模様は全日本大学サッカー連盟の公式YouTubeでLIVE配信されます。引き続きサッカー部(男子)へのご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
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