12月7日(木)、第72回全日本大学サッカー選手権大会が開幕しました。
福岡大学は流通経済大学龍ケ崎フィールド(茨城県)で行われた1回戦で、四国学院大学(香川県)と対戦。2-1で勝利し、12月10日(日)に同会場で行われる2回戦の関西大学(大阪府)戦に駒を進めました。
初戦となったこの試合は、例年より気温が高く、強風の中でスタート。前半、再三ゴール前に迫るものの得点ならず、0-0のままハーフタイムを折り返します。
後半13分、本学は主将の北條真汰選手(スポーツ科学部4年次生)を投入。その直後の16分、北條選手が岡田大和選手(スポーツ科学部4年次生・2024年コンサドーレ札幌入団内定)からのクロスを正面から合わせ先制のゴール。主将の一撃が流れを一気に変える貴重な先制点となります。
その後は、ボールを長く支配しながら慎重にゲームを進め、続く後半38分、ファールを受けて得たフリーキックのチャンスから、橋本悠選手(スポーツ科学部3年次生)が見事に直接ゴールを決めて2-0とリード。試合を優位に進めます。
試合の最終盤、アディッショナルタイムに入り、本学はラストワンプレーで与えたフリーキックからヘディングで決められ1点差に迫られますが、その瞬間にホイッスルが鳴り2-1のまま試合終了。2大会ぶりの勝利を挙げました。
たくさんのご声援、ありがとうございました。次戦の2回戦、関西大学戦も見逃せません。試合の様子は全日本大学サッカー連盟の公式YouTubeチャンネルで放映されています。
引き続き、サッカー部(男子)への熱いご声援をよろしくお願いします。
試合後のコメント
-
乾真寛監督
「大会初戦にありがちな重苦しい展開の中、0-0で前半を折り返したが、後半途中から投入した主将北條が「交代して、即ゴール!」。怪我からの復帰後、嬉しいインカレ初ゴールとなる復活の先制弾で、重苦しい嫌なムードを一掃し、勝利を呼び込む貴重な1点となった。その後は、冷静さを取り戻し、慎重にゲームを進めながら追加点を狙った結果、後半38分にフリーキックから橋本悠が落ち着いて直接ゴールを決めてくれた。最後のアディッショナルタイムのラストワンプレーで失点したが、先ずは無事に1回戦突破を果たすことができて良かった。チーム一丸となり全国大会で一勝を挙げ、これからも勝ち進むことで徐々に勢いも出てくると思う。 中2日の調整となるが、しっかり準備を行い、次の2回戦関西大学戦に臨みます。一つ一つの試合を決勝戦のつもりで、一戦必勝を目指します。 本日の初戦、遠く龍ヶ崎まで足を運んでくださった方々、またLIVE配信で、福岡から応援してくださった皆さんに感謝したい。ご声援本当にありがとうございました」。 -
北條主将
「やっと期待に応えることができて一安心しています。しかし、目指すべき目標はもっともっと上なので、満足することなく次の試合でも結果を出せるようにいい準備をします」。
2回戦は12月10日(日)14時から、茨城県竜ケ崎市の流通経済大学竜ケ崎フィールドで関西大学と対戦します。なお、試合は、全日本大学サッカー連盟のYouTube公式チャンネルでライブ配信されます。
サッカー部(男子)の応援よろしくお願いします。
-
関連リンク
ゲキサカ:福岡大は四国学院大を撃破! 昨年度は夏冬ともに初戦敗退…“鬼門”乗り越え次戦は関西大「正々堂々、真っ向勝負で挑戦したい」、[MOM922]福岡大FW北條真汰(4年)_全治半年の大怪我を2度経験…絶望から這い上がった主将が復活のゴール