12月16日（金）、「FUスポまちコンソーシアム」事業の一つとして行っていた「楽しく学ぼう！大人のラグビー体験教室」（全10回）の最終回を開催しました。本教室は、ラグビーの魅力や楽しさをより多くの方に知ってもらい、人との繋がりを創出するとともに、コロナ禍によるストレスや運動不足の解消に役立てることを目的とした、全国的にも珍しい大人向けのラグビー教室です。

毎回、元日本代表選手（本学OB）と本学スポーツ科学部教員が講師を務め、本学ラグビー部員もサポートに入りました。参加者は各回キック・タックル・ジャッカル・スクラム・ラインアウトなど、ラグビーを構成するさまざまなスキルを体験しました。

対面でパス練習

2人組で反応時間を競うゲーム

タックル体験

ジャッカル体験

最終回となる今回は、これまで体験したスキルを生かし、スクラム・ラインアウト有りのグラウンドをフルに使ったタッチフットボール（※）で盛り上がりました。
※タッチフットボール…タックルをボール保持者の胴体に両手で触れるタッチに置き換えたスポーツ。

マシンを用いたスクラム体験

3対3のスクラム体験

ラインアウト体験

グラウンドをフルに使ったタッチフットボール

本教室は、幅広い年代の方々にご参加いただき、福岡市内全域をはじめ、市外からも多くの方にお越しいただきました。

参加者からは、「毎週ラグビー教室が待ち遠しかった」「毎回丁寧な指導で、『ラグビーを体験する』という機会を与えてくれたことにとても感謝している」「見るだけでは分からなかったラグビーの面白さに気付くことができた」「多くの人がラグビーを体験することで、認知度が上がってほしい」等の感想が寄せられました。また、「今後も実施してほしい」と継続を望む声も多数頂きました。

2023年はラグビーワールドカップ開催（フランス大会）の年でもあります。「FUスポまちコンソーシアム」は、ラグビーを含めさまざまなスポーツにおいて、これからもより多くの方にその楽しさを伝え、スポーツを行う機会を創出するために、本教室を基に企画内容のさらなる充実を図り、発展させた事業を実施していく予定です。

ゲームに向けて円陣を組む

スクラムを実践

講師陣からラグビーの精神について学ぶ

ラグビー部員による説明

全員でストレッチ

参加者全員で記念撮影