10月30日(日)、宮城県仙台市で「第40回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」が行われました。
福岡大学陸上競技部は13年連続34回目の出場となります。8年ぶりのシード権獲得(8位以内)を目指し、レースに挑みました。
1区を任されたのは、6月に行われたU20日本選手権5,000mで3位入賞の宮原なな佳選手(スポーツ科学部1年次生)。宮原選手は序盤から積極的な走りを見せ、12位で2区の黒石瑠香選手(同4年次生)に襷をつなぎます。2区は全6区間の中で最短の距離を走る区間で、各校実力ある選手が集う中、黒石選手は6人抜きの圧巻の走りを見せ、順位を6位に押し上げます。

宮原選手

黒石選手(右)から西園選手(左)へ
その後、3区の西園萌花選手(同1年次生)、4区の徳留舞選手(商学部2年次生)も力走を見せ、シード権内の8位と7秒差の9位で5区の末永恋菜選手(スポーツ科学部2年次生)に襷をつなぎました。末永選手は徐々に差を縮め、8位で最終6区の山口遥選手(同3年次生)に襷をつなぎました。山口選手も最後まで力走を見せ、終盤で1人抜き8位となる場面もありましたが、ゴールテープは惜しくも9位(26チーム中)で切り、シード権獲得とはなりませんでした。

徳留選手

末永選手

仲間のゴールを待つ

山口選手
今大会は3年ぶりに沿道での応援が解禁され、声出し禁止などの制限はあったものの本学応援指導部や栫井昌邦学生部長らが沿道から拍手を送り、選手たちを鼓舞しました。試合後、主将の黒石選手は「結果はとても悔しいですが、この悔しさを糧に来年、後輩たちが必ずシード権を獲得してくれると思います。本当に応援ありがとうございました」と関係者を前にあいさつをしました。

(手前から)栫井学生部長、応援指導部、学生課員

黒石主将からあいさつ
今回出場した選手は低学年の学生が多く、12月に行われる島原駅伝(長崎県島原市)、富士山女子駅伝(静岡県富士市)でのさらなる活躍が期待されます。引き続き、陸上競技部(女子)への応援をお願いします。
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関連リンク
第40回全日本女子駅伝ウェブサイト