10月31日(日)、宮城県仙台市で「第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」が行われました。
福岡大学陸上競技部は12年連続33回目の出場となります。7年ぶりのシード権獲得(8位以内)を目指し、練習に励んできました。
当日は、以下の選手が各区間を駆け抜け、襷を繋ぎました。
第1区 黒石 瑠香 選手(スポーツ科学部スポーツ科学科3年次生)
第2区 德留 舞 選手(商学部商学科1年次生)
第3区 末永 恋菜 選手(スポーツ科学部スポーツ科学科1年次生)
第4区 長與 桜子 選手(商学部商学科4年次生)
第5区 笠原 奈月 選手(スポーツ科学部スポーツ科学科2年次生)
第6区 花房 百伽 選手(スポーツ科学部スポーツ科学科4年次生)
どの選手も粘り強い走りを見せましたが、惜しくもシード権獲得には届かず、記録は2:10:18、順位は14位(26チーム中)となりました。
スタートする黒石選手
懸命に襷を繋ぎます

初出場の1年次生2人、德留選手から末永選手へ

4人抜きし、14位まで順位を上げてゴールする花房選手
4年次生3人に話を聞きました。
主将・長與 桜子 選手(商学部商学科4年次生)
-
「全日本大学女子駅伝対校選手権大会」を振り返って
今回は最後まで駅伝メンバーに選ばれるか分からない状態でした。第4区をかけて争ったのが同じ4年次生の田中佑香選手だったので、田中選手の分まで出し尽くす思いで走りました。目標の順位よりも低い順位でのスタートだったので、私が流れを変える気持ちで走り出しました。出し切った気持ちはあるのですが、残りの2人が走りやすいように順位を上げて襷を渡したかったという心残りはあります。 -
今後の抱負
次の5,000メートルの試合で記録を出して、富士山女子駅伝(12月30日開催)への切符を掴みたいです。今日で世代交代なので、私の主将としての役目は終わりますが、まずは私が記録を出して、後輩の手本になれるように頑張ります。後輩にも今回の経験を生かして頑張っていってほしいです。
田中 佑香 選手(スポーツ科学部スポーツ科学科4年次生)
-
「全日本大学女子駅伝対校選手権大会」を振り返って
4年次生全員で走りたかったことと、駅伝メンバーから外れてしまったことで、悔しい気持ちがどうしてもあったのですが、争ったのが長與桜子選手だったことと、私も全力を出した結果だったので、気持ちを切り替えて全力で応援することができました。みんなの走りに感動しましたし、チームが一つになって頑張れたので、このチームで本大会に出場できて本当に良かったと思いました。 -
今後の抱負
富士山女子駅伝に出場するための2回の記録会と、島原駅伝を含めて試合はあと3回、その3回でベストを尽くしたいと思います。競技人生を良いかたちで終えれるように、今回の悔しさをバネに全力で頑張ります!
花房 百伽 選手(スポーツ科学部スポーツ科学科4年次生)
-
「全日本大学女子駅伝対校選手権大会」を振り返って
目標であるシード権獲得を達成できず、悔しい気持ちが大きいです。今回はとりあえず前だけを見て、攻めて走ることに決めていました。後輩や同期が頑張ってくれた分、最後は私が順位を上げてやるという一心で、無我夢中でゴールまで走り抜きました。途中で先生やチームメイトの声が聞こえて、応援が力になって最後まで頑張ることができました。 -
今後の抱負
1月にある全国都道府県対抗女子駅伝の鳥取県代表に選ばれることが目標です。11月にある5,000メートルの記録会の記録次第なので、それに向けて練習に取り組んでいきます。練習は正直きついですが、強くなるためなら頑張れます!

4年次生3人 (左から)花房選手、田中選手、長與選手

チーム一丸となって走りました(中央:梶原龍士監督)
-
関連リンク
第39回全日本女子駅伝ウェブサイト