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2020930
スポーツ

九州六大学野球秋季リーグで4連勝

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9月27日(日)、九州六大学野球2020年度秋季リーグ第2週2日目の試合が好天の秋空のもと県営春日公園野球場で行われました。対戦相手は西南学院大学。前日の試合では先発の村上幸人選手(経済学部経済学科2年次生)が完投し、7-0で開幕3連勝を飾りました。例年であれば、伝統の福西戦が両校の学友・卒業生・教職員の大声援の中で行われますが、今年度はコロナ禍の影響で保護者と関係者の応援に限定されて行われました。

しかし、ゲーム内容は伝統の一戦に恥じない両校の意地がぶつかり合う試合となりました。手に汗握る熱い戦いが最終回まで繰り広げられました。

 



 

試合が動いたのは3回表。2アウトから4番仲田慶介選手(スポーツ科学部スポーツ科学科3年次生)のレフト前ヒットで1点を先制。続く4回表には5番井上絢登選手(商学部商学科3年次生)のライトへのソロホームラン、5回表には3番吉岡翼選手(スポーツ科学部スポーツ科学科4年次生)のライトへのソロホームランが出て3-0とリードします。

 

4番仲田選手の先制打

5番井上選手のソロホームラン

最後のシーズンとなる3番吉岡選手のソロホームラン

 

しかし、5回裏、先発藤松亮輔選手(同3年次生)が、四球を足がかりに西南打線につかまります。連打を浴び1点差とされ、交代した2番手小南孝太郎選手(同3年次生)も流れを止められません。安打で同点とされた後、相手4番打者に3ランホームランを喫し、5回を終わって3-6と逆転されてしまいます。

本学は7回表、4番仲田選手のヒット、6番本多真也選手(経済学部経済学科3年次生)の四球から1アウト1・2塁となり、7番永江大樹選手(スポーツ科学部スポーツ科学科3年次生)がセンター前にヒットを打ち1点を返します。しかし、1塁ランナーと打者ランナーが塁上でアウトとなり、悪い流れは続きます。

その裏、5回途中から交代した3番手百留佑亮選手(同3年次生)は7回先頭打者に四球を与えたところで交代。ここで堀壮太監督は勝負に出ます。前日、西南打線を完封した村上選手を送り出します。村上選手は監督の期待に応え、この回を無失点に抑え流れを引き戻します。

 

先発の藤松投手

2番手の小南投手

3番手の百留投手

 

8回は両校無得点のまま4-6で最終回を迎えます。

9回表、3番吉岡選手の四球を足がかりに5番井上選手、6番本多選手の連打が生まれ、1アウト満塁となります。ここで、7回表に適時打を放った永江選手がキャプテンとしての意地を見せ、走者一掃のレフトオーバーの2塁打を放ち逆転します。その後、9番櫻田晃生選手(同2年次生)がライトオーバーの2ランホームラン、2番田嶋大聖選手(同4年次生)が左中間にタイムリー2塁打を放ち、この回一挙に6点をあげます。

 

走者一掃の2塁打を放つ永江選手

2ランホームランを放つ櫻田選手

貴重な追加点を放つ田嶋選手

 

9回裏、逆転された西南学院大学も反撃に出ます。8・9番の連続ヒットにより1アウト1・2塁となり、1番打者のバックスクリーンへのホームランが出て1点差まで追い上げられます。しかし、村上選手が西南学院大学の反撃を断ち、10-9で勝利し、開幕から4連勝を収めました。

 

粘り強い投球を見せた村上投手

9回裏マウンドに集まる堀監督と内野陣

激闘の末、勝利‼

 

両チームともに、最後まで勝利への執念と諦めない心を持ち、すべてを出し尽くした非常に感動的なゲームでした。

来年はコロナウィルス感染症が収束し、ぜひ、学友をはじめ大勢の応援の中で、福西戦が再開されることを祈ります。

<関連リンク>
西日本スポーツ:福岡大が土壇場で大逆転、開幕4連勝で首位キープ/九州六大学野球

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