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2020619
スポーツ

オリンピアンの日下部監督と日本一・世界一を目指す -坪根 菜々子さん

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柔道部(女子) 坪根 菜々子さん

オリンピアンの日下部監督と日本一・世界一を目指す

チャーミングな笑顔が印象的な坪根さんは、52kg級で活躍する注目の新星。5歳から柔道を始め、高校3年のインターハイで準優勝し、栄えある講道館杯にも出場しました。

シドニー2000大会銅メダリストで、福岡大学柔道部(女子)の日下部基栄監督から「地元福岡から世界を狙おう」と誘われたことがきっかけで本学に進学し、尊敬する監督の下、日々練習に励んでいます。とはいえ、思うように結果が出ない時期は精神的につらく、特に昨年の夏は試合に気持ちが入らなかったと打ち明けます。そんな時、日下部監督の「悔しいのは自分だけじゃない」という言葉にハッとして、気持ちが吹っ切れたという坪根さん。2カ月後の講道館杯で5位に入賞し、全日本柔道連盟の強化選手に選ばれました。その後、2020年2月にはベルギーで開催された国際大会で6試合オール一本勝ちし、優勝を果たしました。

「試合の後には監督がきめ細やかな振り返りのメールを送ってくださり、『良かったよ』『また頑張ろうね』という温かい言葉に励まされています。大学に入って、課題だった精神面も少しは強くなったと思います」

当面の目標は、52kg級で日本一になること。「大好きな柔道を一生続けたい」という坪根さんは、「いつか憧れの日下部監督のように、日本代表として世界の舞台に立つ」という大きな夢を描き、毎日の練習に全力で取り組んでいます。

 

※『福岡大学学園通信』第69号より