サッカー部(男子) 井上 健太さん
結果が全てのプロの世界で、後輩たちの目標となる選手に
2020年2月、J1リーグ「大分トリニータ」への来季新加入が内定した井上さんは、兄の影響でサッカーを始めたサッカー少年。プロ選手を目指して島根の強豪校に入学した後、本学のサッカー部の乾真寛監督のスカウトを受け、福岡大学へ進学しました。
現在はチームメートと切磋琢磨できる恵まれた環境で自身の技術を高めています。「監督からは目標の立て方や、プロとして活躍するためのトレーニング方法など、将来を見据えた指導をしていただいています。特にメンタル面は鍛えられました。以前は思うようにボールに触れられずに心を乱してしまうことが多かったのですが、今は全体のことを考えて動けるようになりました。また、スポーツ科学部で身体のメカニズムやケアの仕方など専門知識を学べることも役立っています」。
プロチームへの加入が決まった時は、夢をかなえたうれしさよりも、大きな責任を感じたという井上さん。「プロの世界は結果が全て。実力を付け、チームに貢献していかなければなりません」と身を引き締めます。目標は、福大サッカー部の先輩であり、ロンドン2012大会でも活躍したFC東京所属の永井謙佑選手。「自分も後輩に夢を与えられるような選手になりたい。そして、プロで学んだことを福大サッカー部にも還元し、恩返しをしていくのも自分の役目だと思っています」と新たなる視点でゴールを見据えています。


※『福岡大学学園通信』第69号より