福岡大学は、2016年に九州の私立大学として初めて文部科学省の科学技術人材育成費補助事業に選定されました。それ以来、女性研究者の研究・教育活動とライフイベントとの両立を支援し、次世代に活躍できる人材の育成を図るとともに、その能力を十分に発揮できる働きやすい研究環境を提供するために、「女性研究者支援室」を設置し、研究活動の支援に取り組んでいます。
本支援事業の一環として、2018年から毎年「女性研究者の集い」を開催しています。今年度は9月9日(水)に2部構成で開催され、8学部と福岡大学病院から24人の女性研究者が参加しました。初めて参加した研究者も多く、研究分野や世代を超えた活発な交流が行われました。
第1部のランチ会には、永田潔文学長と山下恭弘副学長も参加し、女性研究者一人一人の声に耳を傾けながら、意見を交えました。
また、第2部の座談会では、女性研究者同士で学部や年代の垣根を越えて交流し、研究、キャリア、子育てや介護など、仕事と生活の両立に関するさまざまな意見や情報を共有しました。
学部や年代を越えて交流
永田学長と意見交換
参加者からは、「いろんな分野の方がそれぞれの人生に向き合っているのが分かり、心強く思えました」「研究や育児のことについて話すとても有意義な時間で、元気をもらえました」などの感想が寄せられました。
同支援室の室長補佐を務める人文学部の村上久美子教授は、「本支援室では、学長、副学長のもと女性研究者の支援とダイバーシティ推進に向けた取り組みを行っています。中でも本会はコロナ禍でも継続して開催しており、間もなく10年目を迎えます。本会が、研究交流、それぞれの生き方に応じたライフイベント支援や情報交換の場の一つになればと思っています。今年度から田中綾子名誉教授のご寄付により『福岡大学女性活躍推進基金』も始まりました。これからも、先生方とともに支援事業を展開していきたいと思っています」と話しました。
【関連リンク】
福岡大学女性研究者支援室ウェブサイト
