福岡大学理学部物理科学科の平松信康名誉教授と香野淳教授が、公益社団法人応用物理学会の「第25回(2024年度) 応用物理学会業績賞(教育業績)」を受賞しました。
本賞は、学会の会員から応用物理学の発展に顕著な業績を挙げた者に対して、その功績を称え、表彰されるものです。平松名誉教授と香野教授は、「リフレッシュ理科教室をはじめとする科学教育・啓発活動による青少年人材育成の推進」が評価され、愛知工業大学の高井吉明教授(名古屋大学名誉教授)と共同での受賞となりました。
なお、本賞の教育業績を対象とする表彰は5年ぶりです。

左から香野教授、平松名誉教授、高井教授
授賞式は、3月14日(金)に東京理科大学(野田キャンパス)で開催された「2025年第72回応用物理学会春季学術講演会」において執り行われました。
平松名誉教授と香野教授は「受賞の大きな理由となったリフレッシュ理科教室の活動は、長年にわたり、本学科の教授・准教授・助教の先生方をはじめ、全国の実行委員・先生方のご尽力・ご協力のもと継続してきました。今回の受賞は、3人のみの業績が評価されたものではなく、皆さまの長年にわたるご尽力によるものであると考えています。受賞を機に、科学啓発活動がますます発展し、日本の将来を担う若者や子どもたちの夢を育む活動となり、さらに広がるよう、これからも尽力したいと思います」と話します。
受賞に関する詳細は、公益社団法人応用物理学会のウェブサイトに掲載されています。

香野教授の表彰状

表彰盾

応用物理学会会長木本恒暢教授(京都大学)と平松名誉教授

木本教授と香野教授
【関連リンク】
・理学部物理科学科ウェブサイト
・応用物理学会リフレッシュ理科教室