10月25日(金)に崇城大学薬学部キャンパスで行われた「日本生薬学会関西支部 令和6年度秋期講演会」において、福岡大学薬学部の大川雅史教授(生薬学教室)が講演者の1人として登壇しました。
一般社団法人 日本生薬学会は、生薬学に関する学術の進歩および普及をはかり、生薬学関係者・会員の研究成果の発表および研修をする機会を提供し、学術文化の発展に寄与することを目的に昭和22(1947)年に創立されました。本講演会は、漢方・生薬薬剤師認定制度の必修研修であり、日本生薬学会の関西支部が地域社会に貢献し、学会と業界との交流・充実を図ることを目的としています。
本講演会で大川教授は、「九州に自生する野生薬用植物の話」について講演し、主に福岡・佐賀に自生するフィールドワークで調査した薬用植物についての紹介を行いました。中でもセリバオウレンは、九州にもともと自生はないが、薬草として持ち込まれ、英彦山や四王寺山、近くでは油山で確認でき、修験道との関連も考えられると説明しました。
【関連リンク】