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20231225
教育
研究

第10回トマトロボット競技会で福岡大学が準優勝および響灘菜園賞(特別賞)を受賞しました

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第10回トマトロボット競技会に、福岡大学のチームNanakumaTech」が参加し、準優勝および響灘菜園賞(特別賞)を受賞しました。

昨今、農業の機械化が進み、トラクターや選果機などではロボットと言っても遜色ないような機械が登場しています。そこで、本ロボット競技会では、農産物の生産にさらに深くロボットが参加できる可能性を求めて、ロボットがトマトを正確に採取する速さを競いました。

今回は、福岡県内外の10チームが決勝進出しました。本学チームはフリースタイル部門とレールスタイル部門にそれぞれ1台ずつエントリーし、両部門にエントリーしているのは本学のみでした。両部門共に決勝進出し、レールスタイル部門で準優勝しました。本学チームはレールスタイル部門では初めての決勝進出であり、準優勝という結果が評価され、響灘菜園賞*(特別賞)も受賞しました。

*響灘菜園賞は、本競技会を共催し、トマトを提供された響灘菜園株式会社が決定。

フリースタイル部門では残念ながら入賞することができませんでしたが、10チーム中3チームのみがフリースタイル部門の自律行動に出場しており、チャレンジングな部門において、競技中にトマトを1個収穫することができました。

学部学科を問わずロボット開発に興味のある学生を集めてさまざまな取り組みを行い、今回の指導を行い、本競技会の実行委員も務める本学工学部電子情報工学科の藤永拓矢助教(専門:フィールドロボティクス)は、「今回はレール/フリー部門それぞれで決勝へ進出し、各部門のロボット共にトマトを収穫することができました。2年連続の準優勝ということで、次回は優勝を目指し、農業用ロボットのさらなる知能化を目標に活動を進めていきます」と話します。

※参加大学は、北九州工業高等専門学校、九州工業大学、九州職業能力開発大学校、山陽小野田市立山口東京理科大学、長崎総合科学大学、奈良工業高等専門学校、西日本工業大学、福岡大学


本学チームで集合写真