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2023127
研究

工学部 久保田純教授の研究内容が英国雑誌『Research Features Magazine』で紹介されました

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福岡大学工学部化学システム工学科の久保田純教授は、「電気・化学エネルギーの変換に関わる触媒技術の研究」を専門としています。その研究内容が今般、11月24日(金)付けの英国雑誌『Research Features Magazine』に掲載されました。雑誌には、北海道大学工学研究院応用化学部門の菊地隆司教授と久保田教授が取材を受け、再エネ電力からアンモニアを直接合成する技術開発について説明されています。

本雑誌は、生物学や健康・医学分野から物理科学までに及ぶ幅広い科学研究を紹介し、毎号10万人を超える人々に愛読されています。

久保田教授は、「北海道大学、東京大学、デノラ・ペルメレック株式会社、株式会社IHIとともにNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の事業において、再エネ電力からアンモニアを直接合成する新たな技術開発に取り組んでいます。現在、アンモニアは化石資源より生産され、ほとんどが化学肥料に使用されていますが、アンモニアは燃焼しても二酸化炭素を排出しないため、わが国では次世代の火力発電燃料として期待されている燃料物質です。再エネ電力から従来のアンモニアを生産するためには、水を電気分解して得られた水素と空気中の窒素を既存のハーバー・ボッシュ法を用いてアンモニアを得る方法があります。しかし、この方法では2段階のプロセスになるため、変動が大きい再エネ電力には適合しにくく、1段階でシンプルなアンモニアの新規合成法が求められています。

本事業では、リン酸塩電解質を用いた電気化学装置による水と窒素からの新規アンモニア合成法の構築を目指しています。本学でも引き続きカーボンニュートラルに寄与し、社会を豊かにする研究に邁進していきます」と話します。