FUKUDAism(フクダイズム)

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2023126
教育
研究

工学部の相良頼星さんの研究論文が英国王立化学会の学術誌に掲載、イラストも副表紙を飾りました

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福岡大学工学部化学システム工学科4年次生の相良頼星さんが執筆した論文「二酸化炭素(以下、CO2)を電気でメタンガス(以下、CH4)に変換する技術」が、英国王立化学会の学術誌『Sustainable Energy & Fuels』に掲載されました。さらに、研究内容に係るイラストが副表紙にも掲載されました。詳しくはこちらをご覧ください。
相良さんは同学科の久保田純教授(専門:電気・化学エネルギーの変換に関わる触媒技術の研究)の研究室に所属し、日々実験室で研究のための実験を重ね、研究室では久保田教授や研究室の仲間等と議論を重ねています。
【相良さんの研究について】
CH4は、液化天然ガスの主成分として火力発電所や都市ガス、路線バス、配送用トラックなどの燃料や、都市ガスとして家庭などで用いられています。太陽光、太陽熱、風力などの再生可能エネルギーに基づいた電力(再エネ電力)の導入が進んでいますが、一方で天候による変動が非常に大きいことが問題になっています。カーボンニュートラルな社会をつくる上で、余った再エネ電力を用いて、CO2と水からCH4に直接合成する技術を確立することを目指しています。
 

外国雑誌『Sustainable Energy & Fuels』の副表紙

※Copyright Royal Society of Chemistry 2023.
Reproduced from Sustainable Energy & Fuels, 2023, 7, 5336–5341