第9回トマトロボット競技会に、福岡大学のチーム「NanakumaTech」が初めて参加し、準優勝しました。
昨今、農業の機械化が進み、トラクターや選果機などではロボットといってもよいような機械が登場しています。そこで、このロボット競技会では、農産物の生産にさらに深くロボットが参加できる可能性を求めて、ロボットがトマトを正確に採取する速さを競っています。
今回、福岡県内外の10チームが決勝進出しました(1次予選で本学は9位タイ)。決勝では、トマト1個を採取することを目標に掲げていた本学チームでしたが、他チームがトマトを採取する際に傷を付けたり、落としたりする中、トマト5個を確実に採取することができ、準優勝となりました。
学部学科を問わずロボット開発に興味のある学生を集めてさまざまな取り組みを行い、今回の指導も行った本学工学部電子情報工学科の藤永拓矢助教(専門:フィールドロボティクス)は、「チーム一丸となって競技会へ向けて準備を進め、競技会中のトラブルへの柔軟な対応と最後まで諦めない姿勢が実を結び、準優勝という成果につながったと思います。今後は、農業用ロボットのさらなる知能化を目標に活動を進めていきます」と話します。
※参加大学は、北九州工業高等専門学校・九州工業大学・九州職業能力開発大学校・山陽小野田市立山口東京理科大学・長崎総合科学大学・奈良工業高等専門学校・西日本工業大学・広島工業大学・福岡大学
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関連リンク
トマトロボット競技会ウェブサイト