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20221117
研究
産学官連携

竹イノベーション研究会創立10周年記念「竹フォーラム」を開催しました

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11月11日(金)、福岡大学で竹イノベーション研究会創立10周年記念「竹フォーラム」を開催しました。

竹イノベーション研究会は、放置竹林問題の解決を目指すため、2012年9月に福岡大学工学部社会デザイン工学科の佐藤研一教授が中心となって設立された団体です。竹の利活用技術を有する学術経験者、企業、団体、個人が、“竹”をキーワードに全国的なネットワークづくりを目的に集まりました。

2022年に創立10周年を迎える本研究会は、本部のほか3つの支部(関東、関西、中国・四国)を有し、現在173会員が所属するまでに成長しました。会員メンバーは、新素材、生活用品、建築・土木、造園、エネルギー、食品、家具、楽器、工芸品、肥料などの新しい竹の利活用技術を次々に生み出し、その分野は多岐に渡ります。本研究会では、毎年、会員メンバーをはじめ全国で竹に関わる活動に取り組まれる方々を講師としてお招きし、竹の魅力と利活用技術を世に広く周知すべく、全国の行政職員、民間企業・団体、一般の方々に向けたさまざまなイベントを開催しています。

今回は、京都大学大学院地球環境学堂・農学研究科の柴田昌三教授をお招きし、「世界の竹とその資源としての利用」について、ご講演いただきました。

会場入口には竹イノベーション研究会のポスター

講演を行う柴田教授

当日は、約100人(会場40人、WEB60人)の参加者に向けて、世界の竹の形態と分布、日本の竹の利用状況、竹利用の歴史・文化、日本の竹林が抱える問題などについての説明があり、講演の終盤には、参加者との質疑応答も行われました。

竹イノベーション研究会は、これからも“竹”で人を繋ぎながら、新しい技術と連携を生み出し、放置竹林問題の解決と竹の利活用技術の振興発展に寄与することを目指します。

会場の様子

参加者から柴田教授へ質問