福岡大学では、2021年8月に「カーボンニュートラル(CN)推進基本方針2021」を策定し、2022年4月にはCN推進活動の中核組織として「福岡大学CN推進拠点」を設置しました。
6月3日(金)に報道機関向けに記者発表を行い、新聞社や専門紙からの取材を受けました。
記者発表では、CN推進拠点長である朔啓二郎学長の挨拶、推進拠点に関する全体説明、5つの課題別チームによる取り組み紹介のほか、関連施設の見学会も実施しました。
実務責任者である山辺純一郎教授(工学部機械工学科)は全体説明で、「2050年までに脱炭素キャンパスを実現させるために課題別チームを組織し、さまざまな角度から達成に向けて取り組みを進めていきたい」と話しました。
その後、課題別チーム(脱炭素キャンパスチーム、研究推進チーム、地域連携チーム、人材育成チーム、国際連携チーム)の担当者から取組内容について説明し、質疑応答を行いました。記者発表終了後には、グリーン燃料製造技術、水素貯蔵技術、低炭素コンクリート技術に関する研究開発を進める研究室の見学会も行いました。
本学は今後、研究、教育、地域や国際社会との連携などを通じて、脱炭素社会実現に向けた取り組みを多方面から推し進めていきます。