1月6日（木）、福岡大学で「高画質なCAD図面セミナー」を開催しました。講師に株式会社エムアールサポート（本社：京都市）最高執行責任者（COO）の森誉光氏をお招きし、地上型レーザースキャナによる3次元計測データとドローンによる写真測量の色彩情報を融合させた新しい技術等についてお話いただきました。
日本の道路の長さは合計で地球約3周分あること、人や車の往来のほか生活必需品が多数行き交っていること、道路状況の調査のほとんどは手作業で行っていたこと等の説明がありました。
講師の森氏
熱心に聞き入る参加者
調査が大変危険な作業であったことを改善するため、エムアールサポート社は調査を全てパソコンで行う仕組みを開発しました。地上型レーザースキャナを使った3次元計測データとドローンによる写真測量の色彩情報を融合させた新しい技術は、日本だけにとどまらず世界で評価され、パソコン経験の有無、障がいの有無、性別や年齢に関わりなく働くことができる環境を生み出しました。
これまできつくて苦しく人気の無かった土木作業が楽しく続けられる仕事に変化させることができた技術の魅力や想いを、森氏に熱く語っていただきました。
