新型コロナウイルスのワクチン集団接種が、福岡市でも始まりました。
接種会場の一つであるマリンメッセ福岡B館には、ゲート型の「クリーンエアシャワー」が設置されています。新宮町の婦人靴メーカー「エッチ・ピー・エス(以下、HPS)」と、福岡大学化学システム工学科の三島健司教授の研究室が共同で開発したものです。
このエアシャワーは、接種希望者がゲートをくぐると、8つのノズルから洋服などに風が吹き付けられ、飛んだウイルスをフィルターでとらえて紫外線を照射し、ウイルスを不活性化するという仕組みです。HPSがコロナ対応のエアシャワーの開発に乗り出し、三島研究室が紫外線装置の取り付けに協力しました。
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西日本新聞:福岡市のワクチン接種会場にエアシャワー 地場企業と福大が開発