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2021128
研究
産学官連携

産学官連携により、直方市内一級河川樋門のIoT遠隔監視制御システムの開発を開始

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福岡大学と民間企業2社の連携で推進

アドバンテックテクノロジーズ株式会社(旧 オムロン直方/本社:直方市)、株式会社 ジェー・フィルズ (本社:北九州市)、および福岡大学工学部電子情報工学科 大橋研究室 (大橋正良 教授)は、直方市が行った公募型プロポーザル「直方市遠隔監視制御型樋門管理システム調査検証業務」の受託者に決定しました。これにより、2021年3月19日を期限に、直方市内の遠賀川河川域の樋門を遠隔監視・制御するための現況調査、およびシステムの開発と検証を行います。
アドバンテックテクノロジーズはAI、IoTシステムの迅速な導入を可能とする「Advantech Edge+」 プラットフォームを本プロジェクトに採用し、 ジェー・フィルズは、自社が特許を有する「手動樋門制御技術」を生かして共働します。 大橋研究室は、水位・水流を非接触・遠隔でセンシングする基礎研究成果を生かし、これらの技術を「Advantech Edge+」と連携することで、プロジェクトを短期間で完結させる予定です。



システム概要


5G、IoT、センサネットワーク、ブロードバンドネットワークが劇的に進化する中、大学での研究開発も新しい技術を利用した研究が必要とされています。一方で、他ではやっていないコアとなる技術の開拓も重要です。大橋研究室では時代に即した最新のIoT研究開発に取り組んでおり、本プロジェクトは研究室での研究成果を社会に還元するよい機会と捉えています。