FUKUDAism(フクダイズム)

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20201026
研究

演劇『ゲルニカ』の舞台やバスク文化を金子奈美先生が動画で解説

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9月から日本各地で演劇『ゲルニカ』が上演されています。その物語の舞台となるバスク地方の町ゲルニカやバスク文化について、福岡大学共通教育研究センターの金子奈美先生が、専門家として動画で解説しています。

1936年に勃発したスペイン内戦で、人類史上初とされる無差別爆撃を受けたゲルニカの惨劇は、20世紀美術の巨匠ピカソが大作『ゲルニカ』に描いたことで世界的に知られています。この度上演されている舞台『ゲルニカ』は、その戦禍を生きた人々の物語です。

この劇作を手掛けられた長田育恵さんが、ゲルニカの人々の姿を描き出すために、多くの資料にあたる中で、金子先生翻訳のバスク語小説『ビルバオーニューヨークービルバオ』、『ムシェ 小さな英雄の物語』(いずれもキルメン・ウリベ著)に大変感銘を受けたということで、長田さんとの対談形式で解説が収録されました。

近年日本でも(特に美食の地ということで)バスクに対する関心が高まっていますが、その歴史や文化についてはまだよく知られていないため、この動画では分かりやすく解説されています。ぜひご覧ください。

※日本翻訳大賞受賞作品

バスク語小説『ビルバオーニューヨークービルバオ』

バスクの自治と自由の象徴、ゲルニカの木

ゲルニカ議事堂のステンドグラス