福岡大学社会連携センターの「社会連携プロジェクト支援制度」は、令和6年度から、社会の発展や課題解決に大きく寄与することが期待できる先進的・独創的なプロジェクトを支援しています。
ここでは、令和7年度に採択されたプロジェクトを紹介します。
本学商学部の森田泰暢教授(専門:経営学、シチズンサイエンス)が代表を務める「100分 de 科学:科学を『読む』『語る』『やってみる』」は、地域に暮らす多様な人々にとって、科学的活動が生活の一部になることを目指した取り組みです。
日常生活の中で自然や社会に対する関心を育み、それを科学的に捉え、問いを立て、観察・調査・考察することが自然に存在する「探究する文化」が根付いた社会の実現を目指します。
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概要
科学書を用いたインプットの場である読書会(アクティブ・ブック・ダイアローグ®)、研究者との対話(サイエンスカフェ)、チェーンストアで手に入る材料を使用した科学実験(チェーンストアサイエンス)の3つの取り組みを統合させ、100分で一体的に科学活動を体験できる統合プログラム「100分de科学」を構築します。
地域の高齢者や中高生、大学生を対象に「読む」「語る」「やってみる」を一貫して経験することで、科学を特別なものではなく日常的な営みとして捉えられる環境づくりを進めます。
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目標
プロジェクト期間中に、科学の統合的な活動モデル「100分de科学」を確立し、大学周辺地域での本格的な展開に向けた基礎を整えることを目標としています。まずは本学周辺の公民館、図書館、中学高校等で定期的に活動し、将来的には近隣大学、そして全国に展開することで、各地域での実践事例の共有プラットフォームを構築し、地域格差を超えた科学文化醸成の全国的なムーブメントへと発展していくことを期待します。
また、本プロジェクトには森田教授が指導する商学部学生などの文系学生に加え、長期的には理系学生の参画も促します。文系学生は専門的視点から科学技術の社会的意味や影響を考察し、理系学生は、専門知識を一般市民に伝える実践的なコミュニケーション能力を身に付ける場となります。本プロジェクトを通じて、文理融合の新たな人材像を体現することを目指します。
顕微鏡を使って実験
科学を体験する地域の方々【関連リンク】
・社会連携センターウェブサイト
※採択されたプロジェクトについて情報発信しています。
・商学部ウェブサイト
