FUKUDAism(フクダイズム)

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202615
地域連携

福岡県警や福岡銀行と連携した心理学的防犯プロジェクトの最終報告会を開催しました

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12月22日(月)、人文学部大上ゼミでは、「心理学の知見を防犯に活かす」をテーマに本年度の最終報告会を開催し、福岡県警察本部生活安全総務課・城南警察署,福岡銀行七隈支店・福岡銀行クオリティ統括部のご担当者の方々にもご出席いただきました。

大上ゼミでは、学生自らが企画立案から調査計画、データ収集・統計分析までを一貫して主体的に担うプロジェクト型の演習に取り組んでいます。今年度は3つのグループが防犯をテーマに調査を実施し、心理学の知見や理論を応用して、人々の行動変容を促すための実践的な手法を検証し、その成果を報告しました。

学内の駐輪場を対象とした2つのグループは、「無施錠自転車の削減」を目標に、施錠を促すタグやポスターを用いた行動介入を実施し、介入の有無が学生の行動にどのような影響を与えるかを分析しました。

また、福岡銀行七隈支店のご協力を得たグループは、「ATM利用時のニセ電話詐欺防止」をテーマに、鏡と注意喚起メッセージを組み合わせた取り組みを行い、日常的なATM利用場面にさりげなく働きかけることで、利用者が自分の行動を客観的に振り返りやすくなる効果を検証しました。

調査した最終結果を報告

大上教授からアドバイス

去る11月には、福岡県警の担当者を招いて中間報告会を行っており、学生たちは現場経験に基づいた具体的な助言を受けながら、調査内容や方法の精度を高めました。今回の最終報告会では、これまでの調査結果や今後の課題を整理して発表し、参加された県警や福岡銀行の担当者からは、総評や実務的な観点からみた貴重な助言を頂きました。

中間報告の様子

中間報告で県警担当者からアドバイスを頂く

学生からは、「警察や銀行の方に協力していただいたお陰で、大規模な調査ができたことに感謝しています。主体的に調査に取り組むことができ、自信にもつながりました。今回の調査では詰め切れなかった部分もあるので、今後の課題として向き合っていきたいです」といった声が聞かれました。また、大上教授は「最初はこちらが道しるべを示していましたが、調査が進むにつれて学生たちが自ら相談しながら主体的に動くようになりました。不安を抱えていた学生も活動を通して大きく成長し、積極的な一面を見せてくれたことは新たな発見でした」と話しました。

本プロジェクトを通して学生は社会課題に対して「心理学的視点からどのように行動を変えるか」を自ら考え、実証的に検証するプロセスを経験しました。

ATM上部に鏡と注意喚起の案内を設置

無施錠の自転車に施錠を促すタグを設置

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