福岡大学社会連携センターの「社会連携プロジェクト支援制度」は、令和6年度から、社会の発展や課題解決に大きく寄与することが期待できる先進的・独創的なプロジェクトを支援しています。
ここでは、令和7年度に採択されたプロジェクトを紹介します。
商学部経営学科4年次生の有満玲見さんと、人文学部教育・臨床心理学科2年次生の篠田輝さんが代表を務める「福岡大学にコミュニティ畑を作ろう」は、福岡大学病院の敷地内にコミュニティ畑を設置し、学生が有機栽培による農業を身近に体験できる環境づくりを目指すプロジェクトです。
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概要
福岡大学病院の敷地内に、有機農法を行うコミュニティ畑を設置し、学生が日常的に農業に触れることができる環境を作ります。収穫した農作物は、学生や地域住民が参加できる調理・試食会や、地域の子ども食堂への提供も予定しています。学生と地域住民が「育てる」「食べる」という活動を共に行うことで、地産地消を目指します。
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目標
農学部を持たない本学において、学生と地域住民が協力して畑を運営する仕組みを築き、農業を軸としたコミュニティの形成を目指します。プロジェクトの主な活動は、日ごろから地域参画に取り組む本学の学生と連携し、地域とのつながりを深め、コミュニティの基盤を形成します。
また、活動期間中、共に活動するメンバーを募集し、持続可能なコミュニティ畑を育てていきます。学生だけでなく、地域住民や教育機関、福祉団体等とも協働し、多様かつ多世代参加型のコミュニティづくりを進めます。さらに、コミュニティ畑の取り組みを発信し、全国に広げていくことも目標としています。

福岡大学病院 デイケア棟前広場「はたケア」
【関連リンク】
・社会連携センターウェブサイト
※採択されたプロジェクトについて情報発信しています。
・人文学部ウェブサイト
・商学部ウェブサイト
