福岡大学社会連携センターの「社会連携プロジェクト支援制度」は、令和6年度から、社会の発展や課題解決に大きく寄与することが期待できる先進的・独創的なプロジェクトを支援しています。
ここでは、令和7年度に採択されたプロジェクトを紹介します。
本学人文学部英語学科の秋好礼子教授(専門:アメリカ文化・文学)が代表を務める、「目指せ★フェアトレード大学」は、フェアトレードを通してさまざまな社会課題について考えることを広く促す本学学生の取り組みで、昨年度採択されたスタート支援(1年間)に続き、ステップアップ支援での取り組みとなります。
※フェアエトレードとは、開発途上国の立場の弱い生産者が持続的に自立できるよう、公正な価格で継続的に商品を取引する貿易の仕組みです。
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概要
地場企業との連携によるフェアトレードチョコレート共同開発・販売、オリジナルノベルティの企画を中心に、将来的には学部横断・地域協働で“福岡県初”のフェアトレード大学認定を目指す3カ年計画です。
フェアトレード大学認定とは、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムが認定基準に基づき、継続的にフェアトレードの啓発や普及活動に取り組む学生団体を有する大学を認定するもので、現在日本国内では8つの大学が認定を受けています。
本プロジェクトは、持続的な学生活動団体の自律化・発展を実現し、多部門連携・公正な消費の啓発と普及を推進します。 -
目的
福岡県初のフェアトレード大学の認定取得に向け、学生がグローバルな不平等や環境問題に関心を持ち、解決のために自ら行動できるようになること、さらに、大学や地域社会にフェアトレードに対する関心と参加意識が根づくことを目指します。プロジェクト終了までには学生活動団体の育成と自走化を目指し、フェアトレードの啓発、普及活動に取り組むほか、企業と協働して商品開発を手掛けます。

昨年度のイルミネーションスペシャルイベントでの活動
【関連リンク】
・社会連携センターウェブサイト
※採択されたプロジェクトについて情報発信しています。
・人文学部英語学科ウェブサイト