2024年は、日本とジャマイカおよびトリニダード・トバコとの国交樹立60周年を記念して「日・カリブ交流年2024」に指定されています。
それを受け10月、福岡女子大学に大学教職員、大学生に加えレゲエ愛好家や地域の方々約90人が集まり、「福岡からみる日本とカリブ」のイベントが開催されました(外務省「日・カリブ交流年2024」認定事業、企画・準備は福岡大学などの学生が実施)。当日は、「カリブを知り、福岡・日本を知りなおす」をテーマに、カリブ地域への理解促進、若者の教育、大学・地域間連携などについて議論を深めました。
福岡大学からは、人文学部フランス語学科の鈴木美香講師が講演しました。専門の「中南米やヨーロッパ移民・難民・在日外国人」の研究を背景に、カリブ地域の移民や難民についての調査結果、カリブでの生活体験などについて話しました。
来場者からは、自分と異なるバックグラウンドを持つ方との出会いや、カリブの国について知ることができたなどの満足の声がありました。