福岡大学では、「パラスポーツの普及・振興」を目的に、福岡大学スポーツ・健康まちづくりコンソーシアム(FUスポまち)の参画団体と協力して、スポーツを通じた共生社会を目指し、パラスポーツイベントを企画しました。
その第一弾として、10月4日(金)にベスト電器スタジアム(福岡市博多区)で、アビスパ福岡の協力を得て、「ボッチャ」と「ブラインドサッカー」の体験会を開催しました。サッカーJ1リーグのアビスパ福岡VS名古屋グランパス戦の試合前の体験会には、約150人の参加者がありました。
ボッチャでは、FUスポまち参画団体の福岡SUNS(アメフトチーム)の吉野至選手、ベン・ボン・ヤゴー選手が対戦相手となり、子どもたちの行列ができるなど、大変賑やかでした。
ブラインドサッカーには、福岡のブラインドサッカーチームであるラッキーストライカーズ福岡の福田哲也選手、児島大介選手に加え、本学サッカー部OBで、アビスパ福岡の鶴野怜樹選手(本学スポーツ科学部2023年卒業)、菅沼一晃選手(同2024年卒業)も参加しました。本学サッカー部と附属若葉高校サッカー部の選手たちのサポートもあって、参加者たちと一緒にパラスポーツに触れる貴重な機会となりました。
また、本学在学生の松田碧さん(商学部1年次生)と岡部真歩さん(同)もブラインドサッカーを体験するため会場を訪れていました。
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松田さん
もともとアビスパ福岡のファンで、イベントの告知を見て興味が沸き、岡部さんを誘って参加しました。体験してみて楽しかったのですが、視界が無い中でプレーすることは難しく、この環境の中プレーしているパラスポーツの選手たちの凄さを改めて感じました。この競技をしている選手の凄さや、ブラインドサッカーの認知がもっと広がってほしいなと思いました。 -
岡部さん
本イベントを知るまでブラインドサッカーのことは知りませんでした。サッカーはただでさえ難しい競技だと思うのですが、鶴野選手や菅沼選手は視界がない状況の中でも巧みにプレーをしていて、プロ選手の技術を間近で見ることができて嬉しかったです。他のパラ競技も今回のような企画を通じてもっと一般の人に理解がされていけばいいなと思いました。
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関連リンク
FUスポまちコンソーシアムウェブサイト