6月1日(土)、福岡市城南区の片江公民館にて「親子科学教室」を開催しました。
この「親子科学教室」は、身近にある材料を使って工作に取り組むことで、子どもたちの科学に対する興味を引き出し、科学力を育んでいくことを目的とし、片江公民館では10年以上継続して開催する人気の講座です。
福岡大学理学部物理科学科の林壮一教授が責任講師を務め、当日は地域の幼児・小学生と保護者32人が参加し、「いろいろなモーターの作成」と「永久機関を作れるか!?」の2つのテーマで工作・実験を行いました。
工作や実験の説明は、大学院生が行い、学部生がサポートしました。
「いろいろなモーターの作成」では、銅線や乾電池などを使って3種類のモーターを作り、「永久機関を作れるか!?」ではストローやペットボトルを使った「水飲み鳥」や「ヘロンの噴水」を作るなど、それぞれの仕組みを学びました。
参加者からは、「お兄さんやお姉さんたちが分かりやすく説明してくれたので、上手に作ることができました」「学生さんたちといろいろなお話ができて、楽しかったです。学生さんたちに手伝ってもらったことで、子どもがいつもより真剣に取り組んでいました」との感想が寄せられ、公民館の担当者も「子どもたちと保護者の笑顔が絶えず、楽しんでいました」と好評でした。
参加した親子に、理科を教える先生方
実験、工作の様子
なお、6月29日(土)10時からは、福岡市城南区の別府公民館で小学生を対象に「べふっこ広場 大学生の理科教室」を開催します。
片江公民館と同様に、林教授が講師を務め、「いろいろなモーターと永久機関」のテーマで実験や工作を行い、大学院生や学生がサポートします。
現在、申し込みを受付中です。詳細は下記およびこちらをご覧ください。

●日時
6月29日(土)10:00~12:00
●対象
小学生30人(1・2年生は保護者同伴が望ましい)
●持ち物
空の500~600ml蓋つきペットボトル1~3本
●参加費
無料
●お申込・お問合せ
別府公民館(福岡市城南区別府1丁目15-19)
TEL:092-821-7489
FAX:092-821-2308
MAIL:[email protected]
【関連リンク】
・福岡市片江公民館ブログ