九州ソーシャルフットボール協会と福岡大学は、12月2日（土）、本学サッカー場で障がい者スポーツの普及・支援を目的とした「ふれあいスポーツフェスタ2023 in 福岡大学（第16回九州・四国スカンビオカップ、ブラインドサッカー体験会）を「福岡大学スポーツ・健康まちづくりコンソーシアム」の事業の一環として開催しました。

「スカンビオ」とはイタリア語で「交流」を意味します。イタリアでは、精神障がい者の症状の安定や社会生活への復帰のためにサッカーを治療的に取り入れています。

フットサル大会には、福岡県内の他、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、鹿児島県から、11チーム（昨年より3チーム増）、選手・スタッフ総勢160人を超える参加がありました。試合はトーナメント形式で行われ、激しいぶつかり合いも時折ある等、熱戦が繰り広げられました。結果は、優勝「さん・さんプラザCLESAMIS（福岡県）」、準優勝「FC油山（福岡県）」のチームでした。

ブラインドサッカー体験会には、視覚障がいを持つサッカー選手と地域の少年サッカーチームなどが参加しました。参加者は、アイマスクを着ける等してブラインドサッカーを体験し、障がい者スポーツへの理解を深めました。

また、ソフトボール部によるティーバッティング形式でのソフトボールゲームも行われ、児童たちは、サッカー以外のスポーツの面白さを発見したり、大学生と交わって会話や競技を楽しんだりしました。

当日は、ボランティアとして本学サッカー部員約30人、ソフトボール部員約30人も参加し、大会運営を多方面で支援しました。