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2023118
医療
地域連携

「第61回薬学部卒後教育講座」を開催しました

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福岡大学薬学部では、毎年5月と10月に卒後教育講座を開講しています。

本講座は市民公開講座として、薬剤師のみならず一般市民の方や在学生を対象に、薬剤師を取り巻く最新の状況や基礎研究のトピックスなどについて最新の話題を提供しています。今回は10月28日(土)、薬学部棟17号館にて「DX時代に求められる薬剤師」をメインテーマに行い、61人の方に参加いただきました。

一人目の講師の岸本真先生(霧島市立医師会医療センター薬剤部長)は、「医療現場におけるデジタルトランスフォーメーションのすすめ」と題し、医療分野におけるデジタル化の歴史や、これからは患者データのデジタル化・共有を行い、患者さん・地域へ効率的・適切な医療を提供することが求められているという内容で講演されました。

二人目の講師の牛尾聡一郎先生(本学薬学部助教)は、「薬剤師を取り巻くDXの現状-薬剤師の教育から地域医療への活用-」と題し、デジタルデータを利用した研究手法、デジタル技術の医療現場・薬剤師教育への活用、薬剤師職能の拡大に対応する手段として、デジタルツールの活用が求められているという内容で講演されました。

さまざまな分野でデジタル化が進む中、参加者からは多くの質問がありました。今後、デジタル技術の活用により、薬剤師のさらなる活躍が期待されます。