5月28日(日)に九州漢方研究会の5月例会が福岡大学薬学部17号館で行われ、併せて、薬用植物観察会が薬用植物園で行われました。
本研究会は昭和33年9月に「漢方に興味がある方に漢方の勉強の機会を」モットーに、当時九州大学医学部薬学科教授、後に本学薬学部教授を務めた塚本赳夫先生(初代会長)が創立し、本学にもゆかりのある勉強会です。毎月、漢方に限らず中医学の解説や薬局における漢方の臨床応用、生薬・薬用植物の解説、薬膳などが盛り込まれ、基礎から応用まで幅広く学ぶことができます。
当日は、正山征洋会長(本学薬学部昭和41年卒、九州大学・長崎国際大学名誉教授)が「身近な薬草の最近のエビデンス」に関する講義を薬剤師の方々を対象に行いました。また、薬用植物観察会では、本学薬学部の大川雅史教授による薬用植物の紹介と解説を行いました。

