2月上旬に、福岡大学サッカー部の学生が福岡市立横手小学校・弥永小学校の体育授業でサッカー指導を実施しました。
本学サッカー部は昨年九州では公式戦無敗でリーグ優勝を果たすなど、これまで多くのJリーガーを輩出してきた大学サッカー界屈指の強豪です。このサッカー指導は、児童にサッカーの楽しさを伝えるとともに、 学生に社会教育実践の場を提供することを目的に2009年から実施しています。しかしコロナ禍でここ2年間は実施ができず、今回コロナ対策を万全に行ったうえで3年ぶりに実施しました。
指導当日はサッカー部の学生が日頃の厳しい練習や多くの試合で培った経験と技術を生かし、児童にサッカーの楽しさや仲間と一緒に体を動かす喜びを伝えました。児童たちは学生たちの卓越した技術に釘付けになり、少しでも上手くなろうと指導を熱心に聞いていました。また、皆がこの日を楽しみにしていたとのことで、休み時間も学生たちと一緒に楽しく遊ぶ姿が見られました。
サッカー指導後には同サッカー部監督の乾真寛スポーツ科学部教授等が、小学校教諭向けの指導者研修会を行いました。研修会にはサッカー部の学生も参加し、児童の運動能力向上を目的とした指導方法やクラス全員で楽しむことができるプログラムを皆で実践しました。両小学校からは、「児童が大学生と交流できたことに非常に価値がある」「大学生が児童の名前をすぐに覚えて一緒に体を動かしてもらい、子どもたちが楽しんでいた」との感想が寄せられました。

ドリブルの基礎を教わる児童たち

実際にドリブル技術を披露するサッカー部員

教諭も部員たちから小学生に必要な基礎技術を教わる

乾監督による指導者研修
<関連リンク>
- 社会連携センターTwitter:横手小学校 指導者研修会
- 社会連携センターTwitter:弥永小学校 サッカー指導
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