福岡大学では、さまざまな地域貢献活動を行っています。
このたび、パラスポーツの支援と普及を目的に2008年から実施している「ふれあいスポーツフェスタ in 福岡大学」の取り組みが、令和3年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞しました。この表彰は、障がい者の生涯を通じた多様な学習を支える活動として、12年にわたる長年の功績が認められたものです。
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今年度は12月4日(土)に、感染対策を十分に講じた上で、スカンビオカップ(精神障がいのある方とのフットサル大会)を開催し、2年ぶりにピッチの上で元気にプレーする選手の姿が見られました。当日は福岡だけでなく佐賀・大分・熊本の7病院・施設から8チーム、総勢約100人の選手が参加しました。例年スカンビオカップと並行して行っている障がい者サッカーの体験・交流会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から来年に見送ることとなりましたが、本学サッカー部(約30人参加)をはじめとする学生ボランティアや教職員が一体となってイベントの運営に携わりました。
このイベントは本学スポーツ科学部(サッカー部監督)の乾真寛教授、福岡大学病院精神神経科の横山浩之先生、社会連携センターが中心となって企画し、九州ソーシャルフットボール協会や複数の企業様からも多大なご支援を頂いて、地域のさまざまな組織が連携した取り組みとなっています。
本学は、今後も総合大学の強みを生かして「医学」と「スポーツ」の両面から「パラスポーツ」をサポートしていきます。
※「ふれあいスポーツフェスタ in 福岡大学」はスカンビオカップと並行して、障がいの有無や種類にかかわらずお互いへの理解を深めることを目的とした「障がい者サッカーの体験・交流会」を開催しています。選手がサッカーをプレーすることによって、症状の安定や治療に前向きになる効果があるとともに、社会生活の回復にも役立っています。
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