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福岡大学のボランティア団体の一つ、「ななくま元気にするっ隊」は、主に①サイバーパトロール、②金山地区(福岡市城南区)の防犯パトロール、③天神・大名地区(福岡市中央区)の落書き消し、の3つの活動を行っています。現在はコロナ禍で活動が制限されていますが、その状況下でも活動を行っている「サイバーパトロール」、そして今後の活動予定について代表を務めている井手智美さん(人文学部フランス語学科3年次生)に聞きました。
2回に分け紹介します。
■サイバーパトロール
「サイバーパトロール」とは、インターネット上の違法情報を発見して、IHC(Internet Hotline Center)に通報する、という活動のことです。本団体は、2015年に福岡県警から委嘱を受け、毎年春に「サイバーパトロール」について講習を受け、活動を続けています。主にTwitterなどのSNSで薬物売買等に使用される隠語をキーワード検索し、検索結果から犯罪の可能性がありそうな情報をIHCに通報しています。
井手さんは、バスで移動しているときなどの隙間時間を使って活動をしていて、30分で約10件通報することもあるそうです。講習を受けた内容を基に検索してみると、想像以上に多くの犯罪を匂わせる情報があり、TVや新聞で報道されていない犯罪が身近にたくさんあることを知ったと言います。
コロナ禍で部員が直接集まる機会がないため、以下のような資料をつくり、LINE等を使って情報共有を行い、工夫しながら活動を続けています。
※2019年の活動実績はこちら
<IHCへの通報の方法(画像:井手さん提供)>
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