医療職に就いていた母の影響で、身近な存在だった看護師を志しました。看護学生として就職活動に臨地実習、国家試験対策、卒業論文を並行して行うのはとても大変でしたが、友人や先生、キャリアセンターの方など多くの方の支えがあって乗り越えることができました。インターンシップだけでは分からないこともあったので、先輩に連絡を取り、仕事の実状を聞いたり、就職活動のアドバイスをもらったりして、自分の就職活動に生かせたのは大きかったです。就職試験の直前には、キャリアセンターやゼミの先生に模擬面接や履歴書添削をしてもらい、万全の準備で迎えることができました。在学中の結婚式場でのアルバイトでは幅広い年齢層のお客さまと接し、コミュニケーション能力が向上したと感じています。今は看護師として、福岡大学病院で腎臓膠原病内科、腎泌尿器外科、耳鼻咽喉科を担当しています。直接、人の役に立つ仕事に就きたいと思って目指した看護師の職に就けて充実しています。他の新しい部署も経験しながら、さらに知識と技術、経験の幅を広げ大きく成長していきたいです。

就職に関する知識や情報をたくさんお持ちの先生に相談し、納得のいく病院選びができました。病院選びが中途半端にならないよう、どんな看護師になりたいか、何を重視しているのかを見極めて就職活動をしてほしいです。

（広報誌『学園通信』77号より）