福岡大学キャリアセンターでは、自治体への就職を希望する学生向けに今年度から「自治体ワークラボ」を開催しています。
これは、自治体が立案する政策の実施背景や職員の関わり方についてリサーチを行った上で、実際に職員の方へインタビューを行うものです。そこで得た学び・知識のアウトプットを行うことを通じて、「政策理解力」「寄り添う力」「表現力」を磨くことを目的としています。65人が参加しており、最終的にはヒアリング内容を記事にまとめることで、自治体における仕事の本質的な理解を深めます。
今年度は、4つの自治体(福岡市・大野城市・春日市・宗像市)にご協力いただき、学生はそのうちの2自治体を選択して訪問しました。自治体ごとの違いについても学ぶ良い機会となっています。
今回は、9月16日(金)に訪問した春日市役所での様子を紹介します。
春日市は、福岡市のベッドタウンとして人気の自治体ですが、人口1,000人あたりの職員数が全国最少という特徴があります。限られた人員で最大の市民サービスを提供するために何を行っているのか、何が大切かなどについて、経営企画課や地域づくり課など複数の部署にインタビューを行い、理解を深めました。
参加した学生からは「経営企画課など、普段イメージすることが難しい部署の方とのディスカッションを通じ、市民にサービスを提供することの本質的な意味、街づくりの難しさとやりがいを学べた」などの感想が寄せられました。街づくりを担う生の声に触れたことで、目標とする自治体への就職に向けてのモチベーションが高まった様子でした。
今後もキャリアセンターでは、多様な学生の希望に合わせたさまざまな支援を行っていきます。
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