福岡大学就職・進路支援センターでは、就職支援の一環として、部活動別の就職セミナーを実施しています。
今回紹介するのは、10月6日(水)に行われたソフトボール部を対象としたアスリート就職セミナーです。7月の野球部に続き、今回で2回目の実施となります。キャリアコンサルタント(国家資格)の同センター職員が講師を務めました。
3回シリーズで行われる今回の1回目は、ソフトボール部の男子・女子の3年次生以下の合計35人が受講しました。講師からは、「ソフトボールでの学びは就職活動においても大きなアピールポイントであること」「就職活動のスケジュールを把握し早めの準備を心掛けること」「チームスポーツの経験は社会で求められること」など、部活動を通じて得たさまざまな学びや気付きが就職活動・そしてその先の社会人生活にも直結するとの話があり、学生たちは真剣な眼差しで聞き入っていました。質問の時間では、「どんな人材が求められるか」「学歴は影響するか」等、講師へ率直な疑問を盛んに投げ掛けていました。学生にとって有意義な機会となりました。
このセミナーは、11月の全国大会終了後に2回目、来春のシーズン前に3回目の実施を予定しています。
●○参加学生に話を聞きました●○
金子 京介さん(商学部商学科3年次生)
ー就職セミナーの感想を教えてください。
一般の学生と比べて就職活動のスタートが遅い点や、就職活動そのものにすでに差が生じていないか不安に思っていましたが、今回のセミナーを通じて、部活動そのものが就職活動や今後のキャリア形成に生きてくるとの話を聞けたため、自信になりました。
ー今後どのように生かしていきたいですか。
今回の就職セミナーで、ソフトボール部での活動が就職活動にダイレクトにつながるということを意識し、部活動を通じて学んだことをアピールできるようにしていきたい。自分の武器を明確にすることができたので、今後は就職活動でのアピール方法について考えていきたいです。残りの大学生活も大切にしながら、就職活動も納得のいくものになるように頑張ります。
城戸 玲乃 さん(人文学部ドイツ語学科3年次生)
ーどのようなことを学ぶことができましたか。
ソフトボールを例に就職活動のことをお話いただき、就職に対するイメージが湧いてきました。ソフトボールだけでなく、大学生活における経験の全てが就職に繋がることを学びました。
ー今後どのように生かしていきたいですか。
ソフトボールを全力で行い、それを就職活動に生かす方法、戦略を考え、早めに準備していきます。自分の希望する企業へ就職できるように、ソフトボールと両立させたいです。