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20201214
就職

日本航空×福岡大学 課題解決型プログラムの最終プレゼンテーションを実施

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福岡大学では、キャリア教育の一環として、企業が実際に直面する課題に対して、学生がその解決を目指す取り組み「課題解決型プログラム」を実施しています。今年度は日本航空株式会社様と取り組みました。プログラムは新型コロナウイルス感染症対策のため、全てオンラインでの実施となり、1~3年次生の36人が参加しました。

12月1日(火)の最終プレゼンテーションの様子をご紹介します。


<当日の内容>
航空会社のリソースを最大限活用し、アフターコロナのNEWツーリズムを創造・提案せよ」をテーマに、参加学生6チームによる最終プレゼンテーションが行われました。チームごとにターゲット層やオプション、価格などから旅行プランを考え、日本航空へ提案を行いました。日本航空の方々からは、「ニーズの多様化に適応したアイディアや想像力に感心した」「航空会社の課題についてよく勉強している」と、どのチームも高い評価を得ていました。

優勝チームには、日本航空からトートバックなどのノベルティが贈られました。


最終プレゼンテーションもオンラインで実施

●〇日本航空 岳下 泰久に伺いました〇●

ー最終プログラムを終えての感想を教えてください。
コロナ終息の兆しが見えない中、各々の企画に真剣に取り組んでくれました。課題の難しさに学生の皆さんはゴールが見つからず、また今回初めてとなる全てがオンラインの「課題解決型プログラム」の実施にかなり苦戦したと思います。そんな中、学生ならではの発想とひらめきで各チームとも短期間でプランを作成し、最終日にはレベルの高いプレゼンを行ってくれました。チャーターフライト設定、インバウンドの取り込み、人気アニメとの提携フライト、コロナ後の世界に対応できるための無人島ツアー、コロナ後に増えるであろうフェスのアルバイトと観光を組み合わせたツアー等々、多岐にわたった内容で、社会人では思いつかないような内容ばかりで、学生の皆さんの柔軟な発想に刺激をもらいました。

ープログラムを通して感じた学生への期待や魅力を教えてください。
この講座を通じて、航空業界に関する知識習得だけでなく、自分自身の幅を広げていただければと感じました。これからは、情報編集力が必要とされる時代です。頭を柔らかくし、正解のない課題を解決できる能力を伸ばして、社会に貢献できる人材になることを期待しています。

ー就活生に向けてアドバイスをお願いします。
就職活動において準備することは、大人と積極的に話す機会を経験しコミュニケーション能力を高めること、旅行により未知のものと遭遇しながらクロスカルチャーに触れ「ひとやもの」に関心を持つこと、これらが自分を成長させると考えています。一番大切なことは、自己肯定感を高め自分に自信を持ち、自分は必要とされている人材だと感じること、どんな自分になりたいかではなく、どんな自分でありたいかをよく考えこれからの就職活動に励んでください。

●〇参加学生 貴戸 聖莉佳さん(人文学部英語学科3年次生)の話〇●

ー参加したきっかけを教えてください。
日本航空の方と直接関わることができる貴重な機会であり、就活生として多くのことを学びたいと思い応募しました。また、ビジネスについての考えた方について学びたいと思いました。

ープログラムを通して気付いた点、成長したと思う点を教えてください。
チームでは、みんなの意見をまとめる役割を担当しました。意見をまとめる際には客観的な立場に立って、他のメンバーに納得してもらえる理由も付けるようにしました。また、中間発表で具体性がないという指摘を受けたことから、やるからには納得のいくまでとことんやると決め、そこから毎日意見交換をするようにしました。お互いの信頼関係が築けていたからこそ、最後までやり切れたと思います。

ー将来にどのように生かしていきたいですか。
プログラムを通して、どんな仕事も多くの人の力と信頼関係の上に成り立ってるということを知りました。今回の活動のように良い雰囲気づくりやお互いの意見を尊重し合うことを意識して、社会に貢献できる人間になりたいです。