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20201118
就職

内定した先輩に聞く!「就活成功の秘訣」とは?①

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コロナ禍において就職活動は著しく変化しており、例年と同じようにはいかないのが現状です。そんな中、内定を勝ち取った先輩はどんな就職活動をされてきたのでしょうか?就活成功の秘訣を探るため、衛生陶器等を製造販売するメーカーから内定を得ている牧 弘都さん(経済学部経済学科4年次生)に話を聞きました。


ー就職活動をするにあたり重視したこと
自分が働くことで世の中にどのような影響を与えることができるのか、という点を常に考えていました。私は、より豊かで快適な社会を未来へ届けたいという思いがありました。就職活動を始めた当初は、どの業界に行きたいか定まっていませんでしたが、そのビジョンを実現できる仕事はどこでできるのかと考え、企業を検討していきました。

ー内定先の決め手
私は、内定先の質の良い商品と、顧客の満足を大切にしているという考え方に感銘を受けました。初代社長の「健康で文化的な生活を提供したい」という信念を持ち続け、赤字経営続きでも人々の生活の質の向上のために質の良い商品を供給してきた歴史があります。このような理念や歴史を見て、純粋に人々のために働けるところに魅力を感じました。また競合企業に比べると、同業を買収しておらず、M&Aで売上と利益を増やすのではなく、何よりも良い商品を作ることを一番大切にしています顧客の満足を大切にしている考え方をずっと変わらず受け継いで大切にしてきたからこそ、社会から必要とされ続け、そしてこれからも社会から求め続けられる企業だと思い選びました。

ー就職活動で取り組んでよかったと思うこと

  • 早めにエントリーシートを書き終えていたこと
    ​後期試験(1月)が始まる前、年末までには終わらせて、後は受ける企業の志望動機を書くだけの状態にしていたため、焦ることなくスムーズに就職活動を始めることができました。
  • インターンシップや企業説明会に参加したこと
    社会人のリアルな話を聞くことで、早くから具体的に働くことについてイメージを持つことができました。
  • 就職・進路支援センターを利用したこと
    就職活動を始めた時は、何から手を付けていいのか分かりませんでしたが、就職・進路支援センターの職員の方から企業情報の見方やエントリーシートの書き方・面接時のアドバイスを貰ったことで、やるべきことを明確にすることができました。

ーもっと取り組んでおけばよかったと思うこと

  • 適性検査の対策
    筆記試験対策はしていましたが、それでも適性検査で落ち、面接に進めないこともありました。企業によってテストの種類は違いますが、どのテストであっても合格点が取れる程度までは対策しておけばよかったと思います。

​​ー 自己分析の進め方
自己分析の方法は、自分年表の作成など人によってさまざまだと思いますが、私はエントリーシートを書く中で自己分析を深めていきました。箇条書きで、「何を頑張ったか」「なぜそうしようと思ったのか」、その時の心情も書き出していき、自分自身の理解も深めました。

ーインターンシップについて
まずは、聞いたことのある名前の企業や、目に留まった企業のインターンシップに参加してみるようにしました。3年次生の夏から参加し始めましたが、その時点では自分自身何に興味があるか分からないという状況でした。だからこそ、業界を選ばず何社もインターシップに参加することで、興味のある業界を絞っていくようにしました。インターンシップに参加したおかげで面接では印象を強く残すことができ、選考を有利に進めることができたように思います。また今年は、新型コロナウイルスにより例年とは異なる点が多くあったので、インターシップに参加しているというのは非常に大きな強みでした。オンラインだと、企業まで行かなくても社員の方と話せるのは便利ですが、実際に会って、話してみることの方が感じることは多くあると思います。オンラインでは伝わり切らない部分をインターシップでは体感できるので、自分の会社選びにも非常に役に立ちますし、面接ではインターンシップに行ったからこそできる話もあるので、強みになります。これは来年度も同様だと思うので、インターシップへの参加をおすすめします。


2019年夏季インターンシップの様子(牧さん:右手前から2人目)